以前山に行った時に植物に詳しい人がいてその人が牧野富太郎の植物図鑑が良いと言っていた。それは写真ではなくイラストなので種類を見極める時に特徴が分り易いんだそうだ。それでヨメちゃんはそれが欲しくなった。そこで俺が近所の図書館に行ってみたら2冊あった。その中身は下の写真のような感じだ。しかしその本は大図鑑だけあって大きくて重い。そして何より高価だ。買えない金額ではないものの、う~ん、と唸ってしまう。
検索すると安価なコンパクト版というのがあった。でも実物は近所には無かった。それどころか長野県や隣県の県庁所在地にある大きな書店でも在庫がなかったりした。そこで出版元である北隆館に直接電話して聞いたら快く教えてくれた。
大図鑑とコンパクト版は内容が違うのが分かった。それとイラストや文字はかなり小さくなってしまうようだ。何しろコンパクト版は野外に持ち出せるようにした図鑑だからだ。そんな話をしてるうちにAPG体系で分類した図鑑の事を話してくれた。APGは被子植物系統グループで Angiosperm Phylogeny Group の略である。これは花など見た目の分類ではなくDNA解析による分類のことだ。
そんなAPG原色牧野植物大図鑑のコンパクト版が近々出版されるらしい。そのコンパクト版のイラストは現在出てるAPG分類ではないコンパクト版よりは大きいそうだ。9月に第一巻が出る。そして第二巻は来年初め頃だと言う。並び方を見るだけでも何だか面白そうである。そういえばうちのヨメちゃんは人間の姿をしてるけどDNA解析するとどうなるんだろ。鳥の遺伝子に近いのかな。宇宙人だとするとそもそも遺伝子なんてのがあるんだろうか。
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