小諸にある島崎藤村に縁のある旅館がある。そこで開催するワイン会というのにヨメと行ってみた。普段のオレサマにはちと豪華なイベントなんだけど中々飲みに行く機会の無い知り合いと飲めるってことで行くことにした。ヨメは仕事が終ってから来るので行きは別行動。
知り合いの都合で岩村田(いわむらだ)駅から電車で一緒に行くことになった。駅はボッケ家から見ると小諸と逆方向。旅館は自転車の行動範囲にある場所なのと待ち合わせ時間が予想より少し早かったので若干気が進まなかった。
ところが小海線の岩村田小諸間、初めて見た8.3kmは中々趣のある景色だった。道路から見る景色は商店や民家があるが電車からはそういうものが少なくて今まで見てる景色と随分と違った。もしかするとゆっくり走ってるからかもしれない。このたった20数分の電車旅、遠くの町を走ってる気分に浸った。
終点の小諸駅で降りて陸橋を渡り線路の反対側に向かう。陸橋からの景色も普段のと違ってなかなか良い。そして急坂を旅館まで下る。知り合いはそこの女将と旧知の間柄ということもあってワイン会が始まるまで風呂と生ビールをタダで頂く。贅沢な話だが、ワインを飲む前に生ビールは余計ではあった。
懐古園の近くにはこういう坂が多い
ワイン会はソムリエの話で進行した。最初に飲んだのはリンゴのワイン。今日本にあるリンゴは米大陸出身のリンゴだけどこのリンゴは欧州出身の可能性が強い。フランスのノルマンジー地方のリンゴと良く似ててそのリンゴ20%フジ80%で作ったワインはそこのと肩を並べるほどの出来になった、と。どの話も面白い。
ところがいざ飲んでみると買ってまで飲みたいような味ではなかった。他も同様で味は話ほどではない。最後に飲み易い白ワインが出てきた。あ、これは299円のチリ産ワインと似た味で美味しいねぇ、と高級ワインを飲む価値無しの舌が味を語る。
試飲会ということもあってソムリエの話に乗って次から次へと違うワインがやってくる。ちょっと飲むペースは速いけど、ここのところの修行の成果、酒に飲まれることはない。話は良く覚えてないけど最後の方で赤ワインが出てきた。何時もの安いやつではない渋味のある複雑な味でたまにはこういうのを呑みたいもんだ、と。以前は甘ったるい白ワインが好きだったけど最近は赤ワインになった。なるべく渋味のあるのが良い。でも安いのでそういう味に遭遇することはいまだかつてない。
多分このボトルが美味しい赤ワイン
帰りは代行。運転手はやや年輩の人。宿の駐車場を出ていきなり道を間違えて行き止まり。そこでちと慌てたのかニュートラルに入れたままアクセルを踏んだ。やや冷たく 「 大丈夫ですか 」 と聞いた。
そんなこともあって暫くは無言。道案内してるうちに少し話をした。元はタクシー運転手で代行は週に2回だけやるそうだ。普段は何をしてるかというと空手の指導。そんな風には見えないし物言いも弱そうだなぁと思いながら話を聞いてると極真空手だという。ここのところタクシー強盗が多いけどこんな運転手も居るから止めた方がいいよ、と。
知り合いの都合で岩村田(いわむらだ)駅から電車で一緒に行くことになった。駅はボッケ家から見ると小諸と逆方向。旅館は自転車の行動範囲にある場所なのと待ち合わせ時間が予想より少し早かったので若干気が進まなかった。
ところが小海線の岩村田小諸間、初めて見た8.3kmは中々趣のある景色だった。道路から見る景色は商店や民家があるが電車からはそういうものが少なくて今まで見てる景色と随分と違った。もしかするとゆっくり走ってるからかもしれない。このたった20数分の電車旅、遠くの町を走ってる気分に浸った。
終点の小諸駅で降りて陸橋を渡り線路の反対側に向かう。陸橋からの景色も普段のと違ってなかなか良い。そして急坂を旅館まで下る。知り合いはそこの女将と旧知の間柄ということもあってワイン会が始まるまで風呂と生ビールをタダで頂く。贅沢な話だが、ワインを飲む前に生ビールは余計ではあった。
ワイン会はソムリエの話で進行した。最初に飲んだのはリンゴのワイン。今日本にあるリンゴは米大陸出身のリンゴだけどこのリンゴは欧州出身の可能性が強い。フランスのノルマンジー地方のリンゴと良く似ててそのリンゴ20%フジ80%で作ったワインはそこのと肩を並べるほどの出来になった、と。どの話も面白い。
ところがいざ飲んでみると買ってまで飲みたいような味ではなかった。他も同様で味は話ほどではない。最後に飲み易い白ワインが出てきた。あ、これは299円のチリ産ワインと似た味で美味しいねぇ、と高級ワインを飲む価値無しの舌が味を語る。
試飲会ということもあってソムリエの話に乗って次から次へと違うワインがやってくる。ちょっと飲むペースは速いけど、ここのところの修行の成果、酒に飲まれることはない。話は良く覚えてないけど最後の方で赤ワインが出てきた。何時もの安いやつではない渋味のある複雑な味でたまにはこういうのを呑みたいもんだ、と。以前は甘ったるい白ワインが好きだったけど最近は赤ワインになった。なるべく渋味のあるのが良い。でも安いのでそういう味に遭遇することはいまだかつてない。
帰りは代行。運転手はやや年輩の人。宿の駐車場を出ていきなり道を間違えて行き止まり。そこでちと慌てたのかニュートラルに入れたままアクセルを踏んだ。やや冷たく 「 大丈夫ですか 」 と聞いた。
そんなこともあって暫くは無言。道案内してるうちに少し話をした。元はタクシー運転手で代行は週に2回だけやるそうだ。普段は何をしてるかというと空手の指導。そんな風には見えないし物言いも弱そうだなぁと思いながら話を聞いてると極真空手だという。ここのところタクシー強盗が多いけどこんな運転手も居るから止めた方がいいよ、と。
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