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小泉改革からの反転 - 財界・大企業の無法をただせ
今の日本の息苦しさをつくり出した要因に小泉カイカクという新自由主義施策があったと考える私にとっては、以下の理由から一つの終わりといえなくはない。
けれど、終わりははじまりであって、総選挙の結果しだいでその方向づけは大きく変わるでしょう。
およそ2カ月前に、こう書きました。
思うのは、戦後自民党政治が今、さまざまな面で国民の間との軋轢をうみだしているということです。 後期高齢者医療制度で、政府が制度発足まもなくして修正に修正を重ねていることにたいして言及してきました。たとえば、この後期高齢者医療制度にみられる再三の軌道修正は、五十嵐仁氏が指摘されている政策的破綻を端的に示すものでしょう(参照)。 氏はその上に、組織的瓦解が始まっていると見立てておられるわけですが、そうだとすれば、まさに自民党は末期的症状を呈しているということになる。自民党の政治はもういやだと考えている人にとってはこの上ない好機であると。こう誰もが考えるでしょう。 それならば民主党へ政権を、こう考えるのが、まさに二大政党制といわれる政治体制を志向してきた連中の思惑でもあったわけです。自民党がダメになっても民主党が引き継ぐという構図こそが想定されてきた。その条件は、旧来の自民党がすすめてきた政治と本質的に異なってはいけない。例を一つ引けば、自民党政治とは、税金のつかいみちに端的に表れているように、大企業・財界中心の政治でした。冒頭にふれたように日米の関係を他に優先させる政治だといえるでしょう。 この自民党政治の、大企業・財界、米国偏重の政治のゆがみは、ここ10年ばかりの小泉構造改革のなかで、さらに強調されてきたのではないでしょうか。 この点で、東京新聞が2日つづけて社説で貧困と雇用問題に言及しました。遠い昔の『蟹工船』の世界が今日の日本、自らの生活に置き換えられ、重ね合わせられ読者の共感をよんでいるのは何とも皮肉なものですが、社説は、貧困と雇用環境の目にみえる改善が火急の課題だと指摘しているのです。 貧困と雇用問題を、自民党政治から反転させることは、いまの政治の中心課題の一つと私には思えます。いうまでもなく自民党と同じ枠組みの政党ではそれを可能にしえません。 新党結成の意向が伝えられたり、与党のなかでも、民主党のなかでも、内閣改造や次期衆院選、党首選などをめぐってさや当てがはじまりまっていることが報じられています。 |
この記事が伝えるように、2009年問題が迫っています。2009年問題が問題としてあるのは、労働者派遣法の規制緩和による貧困と格差が深刻な問題となって以来の反発の大きさを反映しているからです。財界・大企業は無法のかぎりを尽くしてきたのです。
その意味では、政党選択の基準は明確で、財界・大企業にものいえる政党でなければならない。
小泉カイカクがこれだけ深刻な社会の亀裂をもたらしているのに、小泉の去就の一つひとつがいまでも取りざたされる日本からの反転、このための機会に総選挙をしなくてはなりません。
(「世相を拾う」08187)
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【関連エントリー】
民主党は蟹工船をどこに着けるのか。
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そこで、私のほうから、答えの一つを書きます。タイトルが、一つの答えです。
「共産党は、ずっと、正しい認識をしているのです、だから、支持してください」は、武家の商法です。俄商人の武家が、「オレのところの品は、良品だ、買え」と言っているのと同じ。
民衆は、生活の安定と平和を求めるものですが、しかし、自分達を踏みつけてきた権勢家が没落するのも見たいものです。
安倍ボンや、小渕元総理の娘達は、進学でも、就職でも、「開けゴマ」だったでしょう。
さらに、衆院議員になっても、あっという間に、大臣、総理です。
就職活動で、門前払いを喰らって泣いてきた庶民にとって、彼らが、没落するのを見ることほど、胸のすくことはありません。
自民も民主も五十歩百歩かもしれません。認識する人であった孟子には。でも、軍の指揮官にとっては、違うのです。
権力闘争に参加せず、認識の正しさを訴えても、武家の商法で、民衆の気持に届きません。まずは、権力を移動させ、民衆の密かな願望に応え、さらに、次の段階で、民主と権力闘争をすればよいでしょう。
ともあれ、前回の冬水さんのお尋ねは、「国民の一割の支持も得られないのは、どう、思われますか?」ということでしたが、いつの間にか、その問いが、
>ほんの少数の人にしか、支持されないのは、何故ですか?
に変わり、論点がすりかえられていますね。
どう思われるかと問われて、残念ですと答えたまでのこと。悪しからず。
この際、すりかえは御免、とはっきり申し上げておきます。
「自分達を踏みつけてきた権勢家が没落する」のを見るのはたしかに胸のすくことですが、それは、新しい政権が以前と異質のものであることが担保されていてのことでしょう。でなければ、そんな思いも泡となって消えますね。
まあ、当ブログをご覧いただければお分かりのように、自民・民主の「政権交代」をそもそも「権力の移動」などと私はとらえておりません。よって、あなたのおっしゃる権力闘争とやらもまた、私とは概念が異なるものでしょう。把握の立脚点がそもそも異なります。
だから、過酷な状況に介護全体がおかれている一方で、ご指摘の状況にあるわけですから、介護員さんがフランス革命にたとえられるお気持ちも分からないわけではありません。
大事なのは、前にものべたかもしれませんが、たとえば正規・非正規のちがいを強調するのではなく、同じように両者が虐げられている側面をお互いのしっかりした認識にしていくことのようにわたくしには思えます。
ブロガーにたいしてのご指摘は、すべてに当てはまるかどうか、それは私には分かりません。
しかし、一人のブログをやる人間として常々思うのは、そもそもブログ上の言論というものは、ネット環境にない人びとをあらかじめ排除しているということです。
まあ、ブログ上の言説だけで政治が動くわけでもありません。
つまり、もとよりブロガーの言論には限界があるということです。
「比例区」があるかぎり、どの党に入れようと、死票にはなりません。逆に小選挙区制では、自分の票がムダになってはという意識が働くでしょうから、勝ちそうな候補に入れる。小選挙区制がなぜ採用されるのか、この一点だけでもはっきりします。少数政党をさらに少数にし、政党の消滅さえもねらおうとする権力の意図が働いていますね。