と言っても、夢遊病の様々な症状のことを言っているわけではございません!
オペラアリアをアレンジした器楽曲は色々ありますが、今回出逢ったのは「夢遊病の女」による幻想曲、というコントラバスの曲です。
明日のコントラバス発表会で、先生の模範演奏で演奏されるのがこの曲です。
先日のリハーサルのときに、聞いたことがあるメロディが流れてきて「これは・・・!?」と驚いていると、ボッテジーニというコントラバスの演奏家であり作曲家が、Ah! Non credeaのカバレッタ部分を主題にして作曲した曲だというのです。
コントラバスという低音の楽器で、高音を鳴らすのも新しい発見でしたが、指の使い方は、まさしく超絶技巧。
ちなみにボッテジーニは、他にも「清教徒」やドニゼッティの「ランメルモールのルチア」の幻想曲も作っていますので聞いてみたいと思っているところです。
8月にもクラリネットのコンサートで「夢遊病の女」の主題による大二重奏曲(B管、Es管とピアノのための)、というクラリネットの超絶技巧を聴いたわけですが、夢遊病の女のアリアは他の楽器もうらやむ美しいメロディでありテクニックなんですね。
そのアリアを来月の門下発表会で歌うことになり、まだ全くできていない私ですが、私はご本家?音楽を「声」という楽器で歌えるのは幸せなことと、少しモチベーションアップになりました。
そして、コントラバスを伴奏のポジションからソロの楽器としての道を開いたというゲリー・カーというコントラバス奏者のCDを見つけました。たくさんの声楽曲やオペラアリアが収録されていて、興味シンシンで聞きました。低声部の楽器にこんなに美しく演奏されてしまってはソプラノの立場はないよね・・・・なんて思いながら。
でも癒される音色です。
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発表会は元町の山手ゲーテ座。行くだけでもワクワクしますが、いろんなコントラバスの「歌」を聴けるのが楽しみです。
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