本当は、先日のコンサートでは、ジュリエットのワルツを歌うつもりでした。今週末本番なので、そのリハーサル兼ねて。しかし、間に合わないという予感がして、1月に歌ったViljaにしたという背景があったのですが・・・
もちろん、Viljaも初めてのウィンナ・オペレッタのドイツ語で、1月はヒドいものだったので、稽古に励んだのはよかったのだけど。
一緒に、同じく初めてのフランス語の歌を併行するというのは、あまりにも無茶。
それでも1度歌ったViljaは稽古を重ねると歌いこんだ感じが出てきたのだけど、ジュリエットのフランス語は聞けたもんじゃなく。。。
師匠の個人レッスンでも2ヶ月もやっているのに、なんだか仕上がらず、なぜ仕上がらないのか、少ない言葉なのに覚えられないのか。。。
そして、先々週の金曜日、久々の登板だったM先生が呆れ返り、(その日のピアニストだった)「フランス語専門のK先生にちゃんと見てもらいなさい!」とお達しが。。。
上手い具合に先生のスケジュールが取れたので、今日は18時から二期会でコレペティレッスン。しかも、2コマ。そのために8時出社しましたよっ 。
まずは、読みから。
息の流し方やナザールなど、フランス語独特のイントネーションを繰り返してしゃべる練習。そしてその息の流し方をしっかり音楽に乗せて歌う。ブレスのタイミングで曲のイメージが違ってくるのがわかる。
さらに、下降形を中心とした音形で、音符が声で満たされていない部分が多数発覚して、充実した音になるように練習。
そして、音がはずれやすい、冒頭のカデンツァを最後に。
あっという間の1時間でした。
なんとなく形になったかなぁ・・・
結局、発音をなんとなくでやっていたのが、諸悪の根源だったようで、正しい・・・とまでは行かないにしても、限りなく正しい発音に近づけて歌っているうちに、音も充実してきました。やはり発音って大事ですね。
先生からも「まずはひたすら読んでみたら?」
アマチュアの私に教えていただくのはもったいないような先生なので、本当に貴重なレッスンでした。あまりにヒドい出来で、実は今週末も歌う予定とは言えませんでしたが、これで緊急事態は少し乗り切れたか。。。な?
少なくとも、繰り返して読みをやったおかげで、言葉は入りました。
それに、専門の方に教えていただいたことで、自信を持って歌えそうです。
ついでに、教育テレビで、今、フランス語講座も聞いているところ。
そしてもう一度、ロミオとジュリエットの映画でも見るかなぁ。
先生には、言葉だけでなく、発声的な部分も含めてかなり広範囲のレッスンをしていただきました。1時間はあっという間でしたが、クタクタ。
フランス語がわかるならともかく、歌の基本もできてない私に、ちょっと早かった。言葉が少ないからという安易な理由で選んだ私はほんとにバカ。
まるで、試験直前の徹夜のような付け焼刃になってしまいましたが、今後はこういうことのないよう心してかからないことには。。。
でも、ようやく闇から抜け出せそうです。
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