フィガロの通し稽古が始まりました。
私は仕事だったので、途中からの参加でした。
Aキャスト・・・・。藤原と二期会の往年の歌手が勢ぞろい、、、、稽古とはいえ、オペラ1本タダで見るのは申し訳ないような気持ちになってしまいます。
しかし。
どんな大歌手でも、やっぱりモーツァルトは大変だし、オペラ1本やるというのはすごいこと。
大歌手勢揃いのAキャストは、大分前にチケットは完売。
その期待を思えば、大歌手といえども、その責任の重さは相当なプレッシャーのはず。
大歌手であっても、容赦なく、音楽の作り方、言葉の入れ方までダメ出しが入ります。教え子の学生たちが合唱として大勢参加していることは、心強いに違いないでしょう。自分の師事する先生たちの歌や演技を皆真剣に見ている。アリアが終わるごとに、大きな拍手が起こる・・・
学生合唱の参加条件は全日程参加できることだそうで、参加することが授業に出ているのと同じ扱いになんだとか。
将来は、自分達が見られる立場になるのですから・・・
ダリオの演出は、オーソドックスではあるけれど、登場人物1人1人のその時々の感情はもちろんのこと、その場全体の空気感の細部まで、人の動きで作り込まれている感じ。モーツァルトの作品に隠れている様々な「心理」「真理」が掘り起こされているのを感じます。
イマジネーションの成すワザ、なるほどね、、、と思うことばかり。
通し稽古見るだけでも、とても勉強になりました。
音楽はマエストロによる指導。
なぜここがフォルテか?
この言葉は、どういう感情から出ている?
それを考えたら、どう歌う?
いつもレッスンでも言われていることばかりだけど。
音楽から何をイメージするのか。
結局はすべてはそこから・・・・
あと2週間。稽古も佳境です。
何かを掴むことができたら、と思うのでした。
12月オープンマイクとミニコンサートやります。
日にちがあえば歌いに来てくださいね!
オープンマイクの方が自由に歌えて楽しいかも。たまにやってます。
詳しくは、HPのNews見て下さい!
オープンマイクって12/10ですね。
面白そうな企画ですね。
残念ながらこの週は連日稽古なので、またの機会にさせてください。。。歌以外で紹介したいことあるので!