今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

モーツァルト

2010-06-07 | レッスン日記

4月からずっとRidente la calmaをやってきましたが、そろそろ9月の発表会の曲にシフトしたいと思い、ゆーき先生に、「これやりたいんですけど・・・・」とおそるおそる予定している「Alma  grande e nobil core」の楽譜を出してみる。今年課題は「モーツァルトなら何でも」なので、コンサートアリア集から選んだのですが。
一瞬考えて「まあ、聴いてみてから決めましょう」ということで歌うことに。

この曲は、チマローザのオペラの挿入歌で、コジの初演でドラベッラを歌った歌手の役だった・・・ということもあり、メゾの人が歌うことも多いようですが、モーツァルトにありがちな1オクターブでの音の移動が何箇所かあり、あとは特に低くも高くもない、中音域満載の曲。

まず通す。
「全体的に悪くはないですが・・・・。この曲は言葉の子音を立てて音は全てお腹で切るように力強く歌う」
なるほど。だからメゾが歌うことが多いんだ・・・
この曲は、昨年夏の声楽サマーセミナーに参加したときに歌手修行中の方が歌っていて目をつけていたんですが、
どうやらまたしても自分にとって得意でない部分を露呈する曲を選んでしまったみたい。
モーツァルトはなかなか楽譜だけで曲のレベルを読むのが難しい・・・・

そして伴奏も。
そのサマーセミナーで私が取り組んだ曲「Chi sa chi sa qual sia」、どんなピアニストでも初見ではムリ、と音取りのときに友人のピアニストに言われ、実際、アンサンブルピアノの講師までやっている相当有名な実力のあるピアニストを苦しめました。上手く歌えないのは自分の実力がないから仕方ない、で済むこともだけど、レッスンという場での選曲で講師も一筋縄でいかない曲持って行って気まずい思いをしたあの経験は、自分の未熟さにただただ恥ずかしくて本当に穴があったら入っりたかった・・・
あれ以来、曲を選ぶときにはずいぶん伴奏の難易度にも神経を使っています。

今回のこの曲もやたらキザミが多いし大変かも、と今年から登板のピアニストA先生は作曲家出身なので初見は得意とはいえ、昨年のあのシーンがフラッシュバック・・・
ちょうど私の前の人でpauseとなったので、楽譜を渡しておいたら・・・休憩時間に練習させてしまいました。やはり、とても大変そうな曲であるということを歌う前に実感したのでした。先生スミマセヌ!!!


あーあ、またまた勘違いでNGかなと、終了後そーっと「これやっていいんですか?」とゆーき先生に聞いたら意外にも「いいです、これやりましょう」。何か私にとってプラスになることがあるみたいです。
9月の発表会、がんばろう!

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