今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

Oh ! quante volte, oh ! quante

2007-09-09 | レッスン日記

今週はこの曲を2回歌う機会がありました。

~その1~

発表会が終わり、ほっとする間は全くないまま翌日の師匠のレッスン。
帰省のための休暇で仕事がたまっているうえに、終日会議。。。
例によって8時出社してメール処理など最低限の仕事をして会議の会場へ。
シメシメ。
オフィスと別の場所で上司の目もない。レッスンに間に合うように直帰だいっ
しかし、会議が押してチョイと焦りました。
問題は、発表会の曲ばかりやっていたので、レッスンの曲を全くさらっていなかったこと。そろそろ暗譜しないといけないのに

とりあえず、譜面を見ずに通して歌ってみた。
まずは言葉。楽譜を見ないで歌うと、どこを覚えていないのかよくわかります。
音。これも、楽譜を追うだけで歌っていたところが浮き彫りに。
楽譜に書き込んでいたことが、ちっともできちゃいない。

発音や表現に関しても、当然のことながら、師匠はオマケなんかしてくれない。
できない部分を丁寧に丁寧に繰り返してレッスン。
今度こそできるようになったかなぁ・・・・

~その2~

久々の二期会愛好家クラスの授業。
23日の発表会に向けて、演奏曲を歌って時間を計るということだったので、予定通り、カプレーティ家とモンテッキ家からEcomi~ Oh ! Quante volte, oh ! quanteを。
今回は出演者が多く持ち時間が4分半、しかしレチからやると結構長くて、6分ほどかかったのでカットすることになりました。実際のオペラのシーンでは9分はかかるのです。

カットの方法は2つだそうで、1つが
Eccomi~ah! siate per me faci feraliをカットして、ピアノ伴奏が入るArdo・・・から歌う
もう1つが
Eccomiから歌って、1番のOh! Quante volteをカットして、2番のRaggio・・・から歌う

この日のレッスン担当主任のM崎先生は、前者を薦めているようでした。
確かに。
Eccomi~のところはアカペラが多いので、声が丸裸。音程の悪い私が歌うのは得策じゃないかも。ということで、「Ardo~」からを想定してのレッスンとなりました。

Ardoの入り。Esがずり上がってしまう。伴奏に惑わされず、高めに。
Un refrigerio ai venti のgerio ai の部分を噛んでしまう。。。
io chiedo invanoのinvano がinvannoに聞こえる。。。

このあたりは師匠の指摘と同じ。

Ove sei tu, Romeo?のRomeoの前の休符をしっかり取って。
Romeoを探しているのだから、もっと、声を遠くに鋭く。
Dove, dove~のあたりも、師匠からの指摘同様に、間を開け過ぎないように。

最後intornoでGに上がるところは、オケの和音が鳴り終わるまで伸ばしてよい。演奏効果として、高音を聴かせましょう。終わりのsospirのspirも演奏効果として、少し長めに取ってOK。

それでも、Eccomi~の部分も捨てがたい気持ちもあり、師匠にメールで相談すると、表題は「Oh ! Quante volte」なのだから、そこはカットしないほうがよいのでは?ということで、ardoから歌うことに決定!
決まれば、練習あるのみです

なかなか音が取れなくて師匠のレッスンで特訓した、2番のbrillarで伸ばすところのFisと最後のカデンツ(楽譜上であはtuでカデンツ)のハイCから下がったFisが、愛好家クラスのレッスンでは決めることができたはよかった!


Belliniはオケの伴奏が美しいので好きなのです
当分、アリアはBelliniの曲になりそうです。


    

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