4月より課題曲として始めたヘンデルのクレオパトラのアリア。
元々は中音域強化と中音~高音をつなげる発声強化の目的もありました。レチ+A・B・A’。
最初にその核となるA、次に繰り返す場合のA'作って、Bの速いテンポ、最後にレチ。
全体はなんとなく掴んだところでレチの展開が1本調子ではまってしまった。
そんなときは気分を変えようと、ドニゼッティの歌曲を。
言葉も音もそんなに難しくないので何回か歌ったら慣れました。
巻き舌もちゃんと入れられるようになったし・・・
私としては、それでもういいかな・・・と思ったのですが・・・
前奏はアンナ・ボレーナの音楽が、中間ではルチアが聞こえる。
「この3連符は泣きだから・・・」「この言葉は音符ではこうだけど・・・」とストーリーとしての表現について次々と指摘を受ける。
そうでした。肝心なのはここからなんですよね。
発表会まで時間を考えると、谷中ではこの曲を歌わないんだけど練習は続けることにしました。
そして、自分の課題を改めて見直す。
発声の練習は永遠として。。。
早く表現作りに行くためには。
確かな音程・リズム・テンポ。当たり前のことですがここをできるだけ早く済ませること。今は、ここに時間かけ過ぎだなー。
だから仕上がり遅いわけだ。
結果だけでなくプロセスに課題があるのは仕事でも同じこと。
精度を上げるプロセスの効率アップ。それが私の緊急課題。
まだ歌っていない歌いたい曲を歌うためにも。
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