コロラトゥーラへの道。反省・・・

二期会愛好家クラスの後期修了演奏会は無事終わることができました。

演奏曲目：　ベッリーニ作曲　オペラ「清教徒」より
　　　　　　　あなたの優しい声が　～Qui la voce sua soave～


私にしてはかなりの大曲へのチャレンジ。どんな出来具合だったのか・・・
今回は、比較的暗譜は早く終えていたので、直前まで楽譜にかじりつくことはなく、待ち時間も結構ヒマで、ゲネが早く終わったので、外出してお昼を摂るほど余裕がありました。こんなことは初めてで、それだけでも進歩したのかも。

それにしも、本番よりゲネのほうが緊張しました。
だって、愛好家クラスと言っても、先生はオペラ界の大御所ばかり、その面子が並んで見ているのです・・・
本番はお客様がいるので先生方はあまり気にならなかったのですけど。

さて、今回、出番のグループが別だったきゃさりん♪さんにお願いしてVTRを撮ってもらいました。（きゃさりん♪さんありがとう！）
でも、怖くてまだ見ていません
反省すべき点は多々あるのですが、後日・・・


演奏会の後は、二期会近くのチャイのお店で昼クラスの方と合同の打上げ。

愛好家夜クラスができて１年。今回でこのクラスを去る人や、歌手基礎コースや予科を受験する人もいて、このメンバーで集まるのはこれで最後、先生方を囲んで、レッスンや本番の思い出話に花が咲く


巨匠が並ぶ二期会の先生方・・・なんで、エピソードもなかなか濃い！楽し過ぎて、ここには書けません。　爆笑の連続でした。


最後のレッスン～ゲネ～本番とずっとおつきあいくださった、先生方の中では最年少のミーナ先生・・・


「ドレス、すごい素敵だったわよゲネのときとあまりに違うので、誰だかわからなかったわよ！！思わずが止まってしまったわ・・・・」

そ、そこまで言うかい・・・・

ウーン、おかしい・・・。一応普通にメイクもしていたし、会社にも着ていける程度の服装だったんだけどなぁ・・・何がいけなかったのだろう・・・メガネはかけてたけど。

ま、ミーナ先生だからね！

私が歌った後、休憩だったのですが、休憩に向かうミーナ先生が私を見ての合図をくれたので、歌にOKが出たのかと思ったらドレスのことだったのね～

隣に座っていらしたベテランM澤先生にその話をしたら、「そうよ！私の隣りで、別人だ～って言ってたわよ・・・」と、トドメの一言。
そして、「クラシック歌手は、チラシの写真と本人が別人に見えるのはなぜか」という話題で盛り上がったことは言うまでもありません。


反省その１

リハーサルは本番想定しているのだから、お客様がいるつもりで「それなりの」メイクや衣裳を心がけよう！　先生を慌てさせてはいけません・・・。

４月からのクラスはまた編成が変わります。しばらくみんなとお別れ。
爆笑ネタだけでなく、先生方からは暖かいコメントもたくさんいただきました。
中でも、ピアニストのK藤先生のおっしゃった「歌って、幾つになっても上手くなるんだなぁと思いました」という言葉は、受講生には70代の方もいるので率直な感想だと思うのですが、とても励みになる言葉でした。

厳しくも暖かいご指導、先生お世話になりました！！

 

　　総勢34名・・・　しかし、演奏曲でダブったのは、2曲程度。
　　今日みんなが歌った曲全て取り組むとしても10年くらいかかりそうです。