今日もミューズが微笑んで

歌うように暮らしたい。アートの道探しを楽しむJasmineのきままな日々。

歌を学べる喜びを文章にしました

2006-07-14 | レッスン日記

  私の通う研究所では、隔月で会報が発行されます。その会報には会員である歌手の方々の出演スケジュールはもちろんですが、声楽を勉強するところですので、研究所のイベントやコンサートの予定や記録、参加者の感想などが掲載されます。

 先月も終わり頃のこと。その中に、研究所に通う受講生が講座の紹介をするコーナーがあり、今回、私の通うコースに関して、私に寄稿依頼がありました。
 「400字程度で。」締切りは2週間後。

400字って原稿用紙1枚分。この中途半端な長さってすごく難しい。一言感想みたいにものなら150~200文字でいけるのだけど、400は詳しく書くと足りないし、簡単に書くと余る・・・

どうしよ??
何を書こう・・・
書きたいことはたくさんあるんだけど。
クラスの紹介となれば、クラス主任である、日本語文章の得意な宮本益光氏の弟子としては、それなりの文章で、アマチュアであっても充実した授業内容である、ということを伝えなければならない、とヘンな使命感が沸いてきて、悩み始める・・・・

書きたいこと。

声楽を始めたきっかけ、この講座をどうやって知ったのか、先生のこと、授業内容、皆のレッスンの風景、自分の取組み曲、受講の感想、今後やりたいことetc

泉のように書きたいことは沸いてくる。とにかく書きたいことをダ~っと書いてみた。Wordの文字カウント機能を使って文字数を確認したら、1000文字近くになっていた。そりゃあそうだ。

さて、そこで絞り込みする。

大事なのは、「今の講座の様子を伝えること」。
個人的なきっかけや講座を知りえたことは、一言にまとめる。先生のことも、本当はこの講座が始まって以来のお付き合いである宮本先生と加藤先生のエピソードなども書きたかったのだけど、それを書いているだけで400文字になるし、他の先生のことも紹介したいことはたくさんあり、きりがないので、ここも「宮本先生始め・・・」でまとめる。

ってな感じで、多少文字数はオーバーしたけど、なんとか収めることに成功。
そして写真。プロフィール写真なんてものは持ち合わせていないので、披露宴におよばれしたときのものを使いました 

会報が発行され私の手元に届きました。

同じ誌面に、やはり私たちのクラスを受け持ってくれているピアニストの西島先生の寄稿文がありました。
そしてその内容が、私の視点とまさに同じ。私は受講者側の立場で書いたわけですが、同じことを伴奏者の立場で書いている。ほんとにびっくり。
文字数の関係で、私自身の課題である「音を正確に取るのに時間がかかる」という内容はカットしたのですが、これも偶然ですが、西島先生の文章にピアノの音取りのことを書いてあるし・・・ 私の書きたかったことを先生が書いてくれている!

ちょっとうれしくもありました。先生と同じ気持ちで授業に参加しているということが!

歌を学ぶことは一生かかっても終わらないけれど、アマチュアであってもよい歌が歌えるように、少しでもプロの方に近づくつもりで、地道に続けていこう、と気持ちを新たにしました。

  

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