だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジョン・アーヴィングの映画

2005-10-20 21:19:17 | 映画
秋が深まってきました!読書をするには、一番いい季節ですね~。最近は「時間がない…時間がない…」の毎日ですが、じっくり本を読みたくなる季節です。ところでアメリカの現代作家に、ジョン・アーヴィングがいます。彼の作品はいずれも高い評価を得て、今や巨匠と呼ばれ、作品の多くは映画化されています。(リンクは、素晴らしいサイトなので、ぜひ見てくださいね)

映画化された作品は、1978年の「ガープの世界」、81年の「ホテル・ニューハンプシャー」、85年の「サイダー・ハウス・ルール」、89年の「オウエンのために祈りを」(映画化名「サイモン・バーチ」)、そして、2000年の「未亡人の一年」があります。

この作品の映画化名が、「ドア・イン・ザ・フロア」です。監督はトッド・ウィリアムズ。出演者も豪華で、オスカー俳優のキム・ベーシンガーとノミネート4回(←!なぜ、取れないのぉ~!怒!)のジェフ・ブリッジス。若手のジョン・フォスター。ダコタを姉に持つ、エル・ファニング(←そっくりなの~) 後、トム・クルーズの最初の奥さんこと、ミミ・ロジャース。

児童文学作家の夫と妻、4歳の娘。裕福な生活を営む家族ですが、夫婦は海辺の自宅と町中の書斎とを行き来する、不思議な生活を送っています。夏の初め、夫は助手として作家志望の高校生を、住み込みで雇います。

彼は微妙なバランスで成り立つ、この家族に関心を持っていきます。やがて夫は、夫婦の秘密を、彼に語り始めるのでした。果たして、どんな話が語られるのか… 原作者のアーヴィングが、映画化はムリ!と言っていた作品。しかし「サイダー・ハウス・ルール」よりも満足と言わしめた作品に仕上がっているそうです。うむ。

タイトルの「ドア・イン・ザ・フロア」は、夫が書いた児童書、『床の上のドア』から来ています。映画を見てから、じっくり本を読むのもいいかも!まずは劇場へ。あっ、アーヴィングは2001年の最新作「第四の手」の映画化に、取り組んでいるそうです。期待せずには、いられません。
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