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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

1970年の思い出

2005-06-02 21:31:40 | DVD
名古屋で開催中の「愛知万博」、もう行かれました?私の妹はこうしたイベントが大好き!もちろんすでに行きました。行動派!それに比べ、最近の私は「時間がない!」を理由にどこにも行っていません。哀し~い。本当にどこかへ行きたい。いつになることやら…。

かつて大阪で開催された万国博がありました。1970年の「大阪万博」です。EXPO70ですね。私も行きました。学校で。皆さんはどうですか?愛知万博のおかげもあって、DVDが発売になりました。「公式長編記録映画 日本万国博」というタイトルです。

岡本太郎さんの太陽の塔。懐かしいですね。今もあそこに建っていて、当時を思い出させるモニュメントとなっています。1971年の劇場公開映画をニュープリントでDVD化。万博会場の地図や記念のポストカードが3枚も入った、特典付きのDVDになっています。ファンにはたまらないDVDですね~。

私はただただ人が多かった思い出と、会場を目指して友人と走り回った記憶が強く残っています。もちろん一番人気のアメリカ館の「月の石」が見たくて、長時間並んだ記憶も!小さなその石にやけに感動しましたっけ!また、大きくて斬新なデザインの各国のパビリオンや、コンパニオンと呼ばれるステキなユニフォームを着た、女性に目を奪われたのも覚えています。きれいだったなぁ~。

そんな当時の記憶を蘇えらせてくれるのが、こうした記録映画ですね。「東京オリンピック」とか。大阪の「花博」も行きました。きれいだったなぁ~。←こればっか。とにかくTSUTAYAでレンタルしたいなと、思っています。皆さんの万博の思い出は?
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消防士の命

2005-06-01 21:17:43 | 映画
炎のメモリアル」というタイトルからして、主人公は死んでしまうんだな~と察してしまいます。つらいな~、最初から結末が分かっている映画は…。主役を演じるのが、大好きなホアキン・フェニックスなんですもの!共演のジョン・トラボルタさん、なんとかしてください!ムリだけど…。

映画はボルチモアの消防隊の物語。川沿いの穀物倉庫で発生したビル火災。消火に当たる消防隊は、はしご隊49(原題のLADDER 49)他。ホースを持つポンプ隊と違って、帰り道をホースでたどる事のできないはしご隊は、炎の中ではかなり危険。もちろん、どんな火事でも危険は危険。消防士の方々の命を賭けた仕事は、人命救助と消火。本当に英雄的な仕事です。

この映画でも、ホアキン演じるジャック・モリソンの新任第1日目から、消防士の日常が丁寧に描かれています。仲間との命をつなげた友情、仕事への熱意、家族への愛、どの画面からもそんな熱いメッセージが伝わってきます。火災現場で突然の仲間の死。予期せぬ事故での大火傷。消防士の危険を実感できます。家族の想いはどんなかと…。

ジャックも倉庫火災で事故にあい、落下。身動きできない状態になり、仲間の救助を待ちます。しかし炎はどんどん強くなり、絶望的。死を覚悟したジャックは、上司のケネディ(トラボルタが貫禄で演じてます)に家族へのメッセージを託します。つらい!次のシーンは教会の葬儀ですから。

ホアキン・フェニックスは、デビュー時はリーフ・フェニックスと名乗っていました。そう!お分かりですね。若くして亡くなったリヴァー・フェニックスの弟です。86年の「スペース・キャンプ」でデビュー。95年の「誘う女」でホアキンに改名しました。依頼、個性的な役柄を演じてきて、「グラディエーター」(00)で皇帝コモドゥスを演じ、アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞などにノミネートされました。

映画は火災シーンをCGで描くのではなく、実際の炎の中で撮影しています。当然、俳優も本物の火災の中で演技をしているわけです。ホアキンはボルチモアの消防アカデミーに入学して、半年間のトレーニングを積んでいます。卒業後、実際に1ヶ月間のはしご隊を体験。万全の準備をしての撮影だったのです!

忘れもしない、2001年9月11日。同時多発テロの現場で亡くなった多くの消防士たち。自らの命を捨てて救助に当たった消防士たちへと、想いはつのります。
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