だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

妻に似た人

2015-08-02 16:11:47 | 映画
クリスティアン・ペッツォルト監督のドイツ映画「東ベルリンから来た女」(12)は、1980年東ドイツを舞台にしたサスペンスドラマ。都会の大病院から片田舎の小さな病院に…

左遷された女医バルバラ(ニーナ・ホス)が、国外脱出を計画する物語。秘密警察シュタージの監視って、本当に怖い。第2次世界大戦時のナチス、ゲシュタポも恐ろしいけど…。

監督とホスが再び組んだ作品が、「あの日のように抱きしめて」(14)。原作は、ユベール・モンテイエの『帰らざる肉体』。実は、J・リー・トンプソン監督「死刑台への招待」(65)と同じ原作。

こちらはマクシミリアン・シェル、サマンサ・エッガー、イングリッド・チューリン、ハーバート・ロム出演のイギリス映画。話を戻して、「あの日のように抱きしめて」の方は…

1945年6月、第2次世界大戦でドイツが降伏した翌月。収容所で顔にひどい怪我を負った、ユダヤ人声楽家ネリー(ニーナ・ホス)は、強制収容所から帰還します。

ドイツに戻ったネリーは、顔の修復手術を受けることになります。やがて回復したネリーは、生き別れの夫ジョニー(ロナルト・ツェアフェルト)を探して過去を取り戻そうとします。

しかし、親友のレネ(ニーナ・クンツェンドルフ)は反対します。しばらくして、アメリカ兵相手のクラブで清掃員として働いていたジョニーと、念願の再会を果たすネリー。

ところがジョニーは、妻のネリーは収容所で死んだものと思い込んでいました。そのため、顔が変わってしまった彼女が、自分の妻であることに気付かなかったのです。

さらに妻の遺産を手に入れるため、妻のふりをして欲しいと持ち掛けるのでした…。夫ジョニー役のロナルト・ツェアフェルトも、「東ベルリンから来た女」(12)に出演。

左遷された女医バルバラと、一緒に仕事をする同僚医師アンドレ役でした。ということは、監督、主人公2人の3人のコラボ再び…だったんですね。気になります。

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