だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

エドガルド・モルターラ誘拐事件とは?

2024-03-05 16:53:20 | 映画
『スピルバーグが映像化を断念した実際の誘拐事件』とは?一体なに?あのスティーヴン・スピルバーグ監督が、映画化に向けて書籍の原作権を…

押さえていたのに7歳の少年役が見つからず、映像化を断念したそうです。ポスターを見て、白い服を着た少年を抱く赤い服の教皇の姿に…

トム・マッカーシー監督のアカデミー賞作品賞受賞の「スポットライト 世紀のスクープ」(15)や、フランソワ・オゾン監督のフランス映画…

「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」(19)と同様の作品かと思い込んでしましました。失礼しました。冒頭の問題作が、 マルコ・ベロッキオ監督…

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」(23)です。違いました。どうして誘拐されたのか…が重要なポイントだったのです。

1858年、イタリアのボローニャのユダヤ人街。教皇から派遣された兵士たちが、モルターラ家に押し入ります。枢機卿の命令で7歳の息子…

エドガルド(エネア・サラ)を連れ去ります。理由は『何者かに洗礼を受けた』というもの。両親は息子を取り戻すため、あらゆる手を尽します。

世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎えます。エドガルドの返還に応じない教会とローマ教皇は?

ユダヤ人でありながら、カトリックの召使の少女によって洗礼を受けたエドガルド。異端審問所警察に誘拐され、カトリック教徒として育てられ…

後に司祭となります。自身がユダヤ人であるスピルバーグ監督が映画化を熱望していたのもわかります。本作でも宗教の怖さが描かれ、必見です。

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