だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

「エムスラントの処刑人」の真実とは?

2018-12-20 21:38:45 | 映画
ドイツ、シュツットガルト出身のロベルト・シュヴェンケ監督の作品には、ジョディ・フォスター主演「フライトプラン」(05)や…

エリック・バナ主演「きみがぼくを見つけた日」(09)、ブルース・ウィリス主演「RED/レッド」(10)、ジェフ・ブリッジス主演…

「ゴースト・エージェント/R.I.P.D.」(13)、シェイリーン・ウッドリー主演「ダイバージェントNEO」(15)&…

「~FINAL」(16)と、監督デビュー作「タトゥー」(01未)以外はすべてアメリカ映画。最新作は、ようやくドイツに戻ります。

ちいさな独裁者」(17)が、それ。本作は、第2次世界大戦末期、敗戦直前のドイツで起きた実話の映画化なんです。

1945年4月。敗色が濃厚となり、兵士の軍規違反が相次ぐドイツ。部隊を脱走したヴィリー・ヘロルト(マックス・フーバッヒャー)は…

道端に打ち捨てられた車両で、空軍大尉の軍服を発見。それを着てナチス将校に成りすますことに。ヘロルトは、道中で出会った…

兵士たちを言葉巧みに次々と服従させていきます。強大な権力を得たヘロルトは、次第に傲慢な振る舞いをエスカレート。

ついには、大量殺戮へと暴走を始めるのでした。果たして?こうして紹介するだに、怖い。なまじなホラーよりも、人間って。

ちなみに実際のヘロルトは、4月28日ドイツ軍事警察に逮捕。後に裁判で全ての罪を自白。敗戦後、戦争犯罪者として処刑されました。見ましょ。

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