だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

赤い旅団とアルド・モーロ誘拐事件

2024-06-24 17:29:43 | 映画
ペドロ・アルモドバル監督「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」(23)が31分の短編で、鑑賞料金は1000円均一ですよぉ~と書きましたが…

マルコ・ベロッキオ監督のイタリア映画「夜の外側 イタリアを震撼させた55日間」(22)の上映時間は340分。えっ、5時間40分?

本作は「夜のロケーション」のタイトルで、昨年5月『イタリア映画祭2023』で上映。6月には大阪でも。途中30分休憩があったようです。

監督作「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」(23)が公開されたばかりで、こちらは134分。実在のマフィアの大物を描いた152分の……

「シチリアーノ 裏切りの美学」(19)。イタリア人ジャーナリストのベストセラー自伝小説を映画化した「甘き人生」(16)は、130分と普通。

脚本も手掛けるベロッキオ監督ですが、そのほとんどが実話を元にしています。監督作「夜よ、こんにちは」(03/105分)でも描いた…

元首相誘拐事件を題材にした「夜の外側」。1978年3月のある朝。戦後30年にわたりイタリアの政権を握ってきたキリスト教民主党党首で…

5度の首相経験を持つアルド・モーロ(ファブリツィオ・ジフーニ)は、極左武装組織『赤い旅団』に誘拐、暗殺されます。モーロ本人、

妻エレオノーラ、ローマ教皇パウロ6世、赤い旅団メンバーのアドリアーナ・ファランダ、内務大臣フランチェスコ・コッシーガなどの視点から…

事件の真相を描きます。ファブリツィオ・ジフーニは、「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(12)でもモーロ外相役でした。5時間40分、ぜひ。

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