だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ユージン・スミスが見た水俣

2021-07-22 21:25:13 | 映画
ジョニー・デップがこんな作品に出演していたなんて、まったく知りませんでした。だって今年1月に公開された作品は、シーロ・ゲーラ監督…

「ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏」(19)で、撮影は2018年5月だったそう。次作がアメリカ人写真家ユージン・スミスの…

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本作で初監督アンドリュー・レヴィタスの「MINAMATA ーミナマター」(20)です。そう、熊本県水俣市のチッソ工場による…

工業排水を原因とする水俣病を描いています。1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家と称えられた、ユージン・スミス(ジョニー・デップ)。

今では酒に溺れる日々を送っていました。そんなある日、アイリーンと名乗る女性から、有害物質によって苦しむ人々の撮影を依頼されます。

そこで彼が見たものは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない子どもたち、激化する抗議運動、それを力で押さえ込もうとする工場側。

衝撃を受けながら、冷静にカメラを向け続けるユージン。しかし、そんなユージン自身も危険に晒されてしまうのでした。果たして、それは?

デップが製作も務め、1975年に発表されたユージン・スミスと妻アイリーン・美緒子・スミスの写真集『MINAMATA』を題材にしています。

LIFE誌の編集長にビル・ナイの他、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子共演。音楽は坂本龍一。見なくっちゃ。

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