だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ホロコーストを生き延びたチャンピオン

2022-07-06 17:07:25 | 映画
今年5月に河出書房新社から発売された本を本屋さんで見かけました。ルーシー・アドリントン著『アウシュヴィッツのお針子』という作品です。

著者はイギリスの服飾史研究家で、服飾と社会の関わりについて研究をしているそうです。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は…

ポーランドにあり、1940~45年にナチスドイツが主にユダヤ人を収容。別名:絶滅収容所と呼ばれ、現在は世界遺産に登録されています。

冒頭の本は、ナチス幹部やその家族の服を仕立てることで、地獄を生き延びたユダヤ人女性たちの物語。本を見た時、同様のテーマを元にした…

映画を思い出し、この作品もいつかは映画化されるかも…と。収容所で特技を活かし、生き延びる。そんな映画たち。また1本、公開されるのが…

マチェイ・バルチェフスキ脚本、監督「アウシュヴィッツのチャンピオン」(20)。主人公は実在のボクサー、タデウシュ・ピトロシュコスキ。

第2次世界大戦中の1940年。ポーランドのワルシャワで、“テディ”の愛称で親しまれたボクシング・チャンピオンのピトロシュコスキ…

(ピョートル・グロヴァツキ)は、アウシュビッツ強制収容所に移送され、左腕に囚人番号の『77番』という入れ墨をされます。

十分な睡眠や食事が与えられず、過酷な労働を強いられる日々。ある日、彼は司令官たちの娯楽のためリングに立つことになります。

“カポ”と呼ばれる収容者を統率する囚人や看守と戦うことに。果たして?まったく知らない俳優ばかりですが、よりリアルな作品です。

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