goo blog サービス終了のお知らせ 

だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ワルシャワ・ゲットーから逃れて

2023-11-09 16:23:51 | 映画
現在90歳の映画監督ロマン・ポランスキーは、ポーランド人でユダヤ教徒の父とカトリック教徒でロシア出身の母の間に生まれました。

第2次世界大戦時、クラクフに作られたユダヤ人ゲットーに送られた経験があります。さらに両親は強制収容所送りになります。

ゲットーから脱出できたポランスキーですが、母親はアウシュヴィッツで死亡。戦後ポーランドで父親と再会。まるで映画のような奇跡。

そんな監督の代表作「戦場のピアニスト」(02)が、「戦場のピアニスト 4Kデジタルリマスター版」でスクリーンに甦ります。

1943年4月に起きた、ユダヤ人レジスタンスの『ワルシャワ・ゲットー蜂起』から80年。抵抗運動は約1カ月で制圧されます。

1939年、ナチスドイツはポーランドに侵攻。ユダヤ系ピアニストのウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)は…

家族と共にゲットーへ移されます。やがてユダヤ人は強制収容所送りに。奇跡的に難を逃れたシュピルマンは、必死に身を隠して生きるのですが…

ある日のこと、ついにドイツ人将校に見つかってしまいます。果たして?原作はシュピルマンの回想録。ブロディは自身でピアノを演奏したとか。

ドイツ人将校役は、ドイツ人俳優トーマス・クレッチマン。ソン・ガンホ主演「タクシー運転手 約束は海を越えて」(17)にも出てます。

第55回カンヌ国際映画祭でパルムドール受賞、アカデミー賞では主演男優賞と監督賞、脚色賞を受賞。未見でしたら、ぜひお勧めです、
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする