ダブリンのコルム・ミーニイ

コルム・ミーニイをご存じですか？１９５３年５月３０日、アイルランドのダブリン出身。幼い頃から舞台に立ち、１９７０年代にはガブリエル・バーンやスティーヴン・レイたちとも共演。

ダブリンからロンドンの舞台を経て、ＮＹへ。ＴＶシリーズ「新スター・トレック」（８７～９４）では、マイルズ・オブライエン役を演じ、スピンオフ「ディープ・スペース・ナイン」（９３～９９）では…

同じ役でレギュラーになります。ＳＴファンにはお馴染みの俳優ですね。アイルランド映画の他、ハリウッドの作品にも多数出演し、端役、脇役、悪役と何でもこなす人。一度覚えたら、忘れません。

アラン・パーカー監督「愛と哀しみの旅路」（９０）と「ザ・コミットメンツ」（９１）、マイケル・マン監督「ラスト・オブ・モヒカン」（９２）、アンドリュー・デイヴィス監督「沈黙の戦艦」（９２）

アラン・パーカー監督「ケロッグ博士」（９４）、クリストファー・マンガー監督「ウェールズの山」（９５）、サイモン・ウェスト監督「コン・エアー」（９７）、ポール・クイン監督「フィオナが恋していた頃」（９８）

ジョン・クローリー監督「ダブリン上等！」（０３）、マシュー・ヴォーン監督「レイヤー・ケーキ」（０４）、Ｆ・ゲイリー・グレイ監督「完全なる報復」（０９）、ロバート・レッドフォード監督「声をかくす人」（１１）

などなど本当に多くの作品に出演しています。そのミーニイが主演を務めた「ダブリンの時計職人」（１０）が、公開されます。監督は、ドキュメンタリー出身のダラ・バーン。

ロンドンで働いていた時計職人のフレッド（ミーニイ）は失業し、故郷アイルランドのダブリンに戻って来ます。家も仕事も失い、ホームレスとなった現実を受け止められずにいます。

ある日、青年カハル（コリン・モーガン）と出会い、それをきっかけにフレッドは自分の新たな一面に気付き、次第に前向きに生きようとします。そして偶然出かけた、プールでのこと。

フレッドは、ピアノ教師で未亡人のジュールス（ミルカ・アフロス）に一目ぼれ。一方のカハルは、麻薬を巡るトラブルに巻き込まれ…。ベテランのミーニイと注目のモーガン。楽しみ。