goo blog サービス終了のお知らせ 

だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ユトリロの風景

2010-04-10 21:54:23 | 展覧会
モーリス・ユトリロ。“エコール・ド・パリ”(パリ派)の画家で、1883年12月26日パリで生まれました。(1955年11月5日没)母親は女流画家シュザンヌ・ヴェランドンで、18歳の時の子供で私生児なんだそうです。

祖母に育てられたユトリロは、1891年スペイン人ジャーナリストのミゲル・ユトリロが彼を認知し、以後モーリス・ユトリロと名乗りました。そんなユトリロの実父についてはいまいちあいまいですが、10歳の時アルコール中毒に!

これにはびっくりしましたが、ファンの間では有名な話だそうです。うむ。不幸な生い立ちですね。しかし、彼は治療のために医者に勧められて絵をはじめたそうな。そう思うと画家としてはそれはそれで良かったのかも…。

ユトリロの絵は、なんといっても風景画!自分の周りのごく普通の風景…小路、商店、建物、教会、運河などのパリの風景。一度ユトリロの絵を見れば、その印象は強く残り、忘れることはありません。きっとどこかであなたも見たかも…。

それを確かめるために、西新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に出かけませんか?「モーリス・ユトリロ展 パリを愛した孤独な画家」が開催されます。ポスターの絵は、『カルボネルの家、トゥルネル河岸』(1920年頃)。

紹介される作品は、『モンマニーの石切り場(ヴァル・ドワーズ県)』(1907年頃)、『サン=ローラン教会、ロッシュ(アンドル=エ=ロワール県)』(1914年頃)、『ラパン・アジル、モンマルトル』(1914年)、『慰霊碑』(1925年)

『サン=ドミニク通りとエッフェル塔』(1938~40年頃)、『サクレ=クール寺院、モンマルトル』(1945年頃)など、“モンマニーの時代”から“白の時代”、そして“色彩の時代”まで、90点あまりが展示されます。

すべての作品が、日本初公開。ユトリロの変遷を見ることができる仕組みです。彼の絵画からは、静けさと温度まで感じることができるようです。特にアルコールに溺れていた頃の“白の時代”の作品は、ユトリロらしさの評価が高いのだとか…。

ユトリロを描いた映画は、あいにくなくいようです。珍しいですね。71歳の生涯、誰か映画にしないかなぁ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする