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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

イラク戦争の後遺症

2007-12-26 22:08:18 | 映画
2007年のアメリカ映画界では、9.11テロ事件やその後のイラク戦争についての映画が続々製作・公開されています。そういえば、近年でもマイケル・ムーア監督の「華氏911」(04)、オリヴァー・ストーン監督の「ワールド・トレード・センター」(06)、ポール・グリーングラス監督の「ユナイテッド93」(06)、マイケル・ウィンターボトム監督の「グアンタナモ、僕達が見た真実」(06)などがありました。

事件や戦争そのものでなくとも、今後の映画の中に関連する内容が現れるのは必至。来年早々公開の「勇者たちの戦場」(06)もそんな1本です。監督は、プロデュサーとしての多くの作品を製作し、「真実の瞬間(とき)」(91)で脚本・初監督を果たしたアーウィン・ウィンクラー。代表作には「ザ・インターネット」(95)「海辺の家」(01)「五線譜のラブレター」(04)など。

イラクのアメリカ軍は反米勢力のテロ行為にさらされ、しかも長期駐留で心身ともに疲弊。ようやく前線作戦基地デルタ部隊に帰還許可が降ります。待ち望んだ帰還。部隊は、その前に民間人の健康診断と医薬品輸送というに最後の任務に出ることになります。

ウィル・マーシュ軍医(サミュエル・L・ジャクソン)、トミー・イエーツ一等兵(ブライアン・プレスリー)、ジャマール・アイケン(カーティス・ジャクソン)、バネッサ・ブライス(ジェシカ・ビール)たち。

彼らは敵軍の急襲に遭い、ヴァネッサは爆弾によって右手を失い、ジャマールは混乱の中、民間女性を射殺。さらにトミーの目前でジョーダンが射殺されてしまいます。壮絶な戦闘…。映画のテーマは、まさにこの後の物語なのです。

ウィル、トミー、ジャマールは、故郷のワシントン州スポーケンでジョーダンの葬儀に出席。治療を終えたバネッサも帰ってきます。しかし、帰還した彼らを待っていたのは、町の人たちの予想外の対応でした。平和に暮らせるはずの故郷で、彼らは戦場の記憶と偏見に苦しめられることに…。

こうした内容の映画は、ベトナム戦争にもアフガン戦争にもありました。本作は今のアメリカの現状なのです。そんな意味も込めて、見る必要がありそうです。
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