だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

バレエ映画の魅力

2006-11-23 21:11:21 | 映画
「オペラ座の怪人」で有名な、フランス・パリの“オペラ座”。残念ながらまだ行ったことがありませんが、ここがバレエ、オペラ、コンサートの劇場として、世界でもトップクラスであることは周知の事実。いつか行ってみたいです。

そのオペラ座には、専属のバレエ学校とバレエ団があります。バレエ・ファンにはおなじみですね。映画「エトワール」(00)では、華麗なる舞台の裏側、過酷な練習、頂点を目指す熾烈な争いを描いていました。この映画の監督、ニルス・タヴェルニエが再びバレエ映画を作りました。

それが、「オーロラ」です。300年以上の歴史を持つオペラ座のバレエ団には、“星”を意味する“エトワール”をはじめ、“プルミエ・ダンスール” “スジェ” “コリフェ” “カドリーユ”という階級があります。この映画には“エトワール”のニコラ・ル・リッシュ、カデル・ベラルビ、マリ=アニアス・ジロ、“プルミエ・ダンスール”のヤン・ブリダールらが、出演。

つまりオペラ座の全面協力のもと、製作された映画なのです!物語は、踊ることを禁じられた王国に生まれた、踊ることの才能に恵まれたオーロラ姫のお話。国のために他国の王子と婚約するを命じられます。しかしオーロラは、お見合いのために自分の肖像画を描く、貧しい画家(ニコラ・ル・リッシュ)を愛してしまうのです。

隣国の王子たちが、求婚のためにやって来る舞踏会。そこでは自国の舞踏団を引き連れての、見事なバレエが繰り広げられます。一方、画家は王の逆鱗に触れ、処刑されることになってしまうのでした。

美しく可憐なオーロラ姫を演じるのは、バレエ学校(最終学年)のマルゴ・シャトリエ。1990年生まれだそうですので、今年16歳。監督がひと目惚れした新星です。他に「007/ユア・アイズ・オンリー」(81)や「美しすぎて」(89)「美しき運命の傷痕」(05)のキャロル・ブーケが、王妃役で出演。ちなみに夫は、ジェラール・ドパルデュー。

バレエ映画、また見たくなりました。
コメント
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