だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ボンド誕生物語

2006-11-14 21:10:40 | 映画
ダニエル・クレイグのファンですが、私の周りには「それ、誰?」というくらい知られていません。確かに地味な俳優さんです。1968年3月2日イギリスのチェスター生まれ。16歳でロンドンに出て、ナショナル・ユース・シアター、ギルドホール音楽演劇学校で演技を学んだそうです。以後は、舞台に多く出演。

デビューは、「パワー・オブ・ワン」(92)。未見。私が認識したのは、「エリザベス」(98)。「愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像」(98)では、主人公のモデルで恋人ジョージ・ダイアー役でした。衝撃的…。「ホテル・スプレンディッド」(00)や「トゥームレイダー」(01)「ロード・トゥ・パーディション」(02)などに出演。

「シルヴィア」(03)の詩人テッド・ヒューズ役、「レイヤー・ケーキ」(04)の名無しの麻薬ディーラー、「Jの悲劇」(04)の大学教授ジョー役は私のお気に入り。話題作「ミュンヘン」や「ジャケット」(05)にも出演。その演技の幅の広いこと!うむ。

でも何よりもびっくりしたのは、ピアース・ブロスナンの後を継いで“007”役を引き受けたこと。実はブロスナンは自分が降板させられる(!)のを知らなくて、どうやって知ったかというと… 後輩のダニエルがブロスナンに、自分が時期007候補になっていることを相談したんだそう~。ブロスナンは、がんばれと応援したというから、大人だわ~、ますます惚れました。

6代目ジェームス・ボンド役を射止めたダニエル。作家イアン・フレミングが、初めてボンドを描いた『カジノロワイヤル』を映画化したのが、シリーズ21作目「007カジノ・ロワイヤル」です。あっ、1967年の「007/カジノ・ロワイヤル」とは、別物です。あれは、5人の監督によるパロディ映画。バカラックの音楽が最高♪でした。

話を戻して… ダニエルはボンドに決まってから、評判が悪くてかわいそう。ボンド初のブロンドも話題になったけど、悪評も。いえいえ、ダニエルは噛み締めるほど味が出る良い役者です。私的には、1作で降りても良いと思ってます。彼は他の映画でも十分、素晴らしいから。もちろん、ボンド役にも期待してますが!

そうだ、M役のジュディ・デンチが、ダニエルのセクシーさにマイッタと公言。そうなの、ほんとセクシーなんです。楽しみ♪
コメント
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