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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ルワンダの真実

2005-12-27 21:24:13 | 映画
渋谷の桜丘町にある、ユーロスペース。小さな単館ロードショー劇場です。12月3日にリニューアルして、シアターN渋谷に名前が変更になりました。リニューアル・オープン作品は、香港・中国映画の「ブレイキング・ニュース」。ジョニー・トー監督のメディアを題材にした、問題作です。

お正月映画も出揃って、注目作はほとんど見た私は、第2弾が早く見た~い。1月も中旬になると、続々公開が始まります。シアターN渋谷の第2弾は、「ホテル・ルワンダ」です。映画の公開には、インターネットが大活躍しました。

2004年の12月、アメリカの数館での上映。あっという間に評判になり、翌月には2300館(!)になったのです。作品は、アカデミー賞にもノミネートされました。(ノミネート作には、「アビエイター」「ミリオンダラー・ベイビー」などがあり)私は、ノミネート時から待ち焦がれていました。

重い内容のせいか、日本での公開は未定のまま。しかし、映画の公開を待つ日本の若者が、ネットで署名運動をし(5000通も集まったとか!)公開に至ったのです。感謝!!

1994年アフリカのルワンダ。フツ族とツチ族の民族紛争により、たった100日で100万人もの人々が、虐殺された事実。確かに当時、このことをニュースで見たと覚えています。しかし、遠い国の内乱。世界中は無関心を装っていました。

映画は、ポール・ルセサバギナというホテルマンの実話。彼は、避難民を自分の勤めるホテルにかくまったのです。1200人の人たちを救う奇蹟の物語。かつての「シンドラーのリスト」、日本の杉原千畝氏を思い出させます。

主演は、「トラフィック」や「オーシャンズ11」「オーシャンス12」のドン・チードル。しかし、私はTV「ER」の病をかかえたドクター役が、印象的。うまい!もちろん、本作でオスカーにもノミネートされました。共演は、ニック・ノルティ、ホアキン・フェニックス。脚本・製作・監督は、テリー・ジョージ。必見。
コメント (1)
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