御前崎市立図書館ASPALぶろぐ

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『悪人』:吉田修一著

2010年10月16日 | いろいろ。

吉田修一の『悪人』、読みました?

 映画も公開され、海外の映画祭で最優秀女優賞を獲得した等、
話題にもなり興行成績もいいのではないでしょうか。

 私も観に行った一人ですけど・・・。
 おもしろかったですよ。

 お話は、保険外交員の女が殺害され、容疑者として捜査線上に一人の男が浮かぶ。その男に出会ったもう一人の女。二人の逃亡劇が、逃亡が進むほどに純愛劇へ・・・。加害者と被害者、それぞれの家族たちのそれぞれの心情が痛いほど描き出されていて、吉田修一の傑作です。

 『悪人』が出版されたのは、2007年でしたけど、映画化されて、今また本も人気ですね。

 図書館でもまた予約がたくさん入っていますが、是非一度読んでみてください。
                              (K)

           
 

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