彼女とのスノボ

今日は彼女とスノボ。
朝、東京駅に向かう電車の中で自分のブログを見ると、見慣れないハンドル名のコメントが入っています。
イタい恋愛話を書いていることもあり、一瞬身構えてしまいますが、今一番好きなボーダーさんご本人からのコメント。
いやぁ～ビックリしたのなんの！嬉しくて空中浮遊しそうでした。
＃fantasista708さん、ありがとうございました。
＃勝手に「オレは○○になった！」と妄想してスイマセンでした。

彼女との待ち合わせは、東京駅７時５分。
ちょっと早めに到着したので、ガーラの案内を見ていると「強風のため営業中止」・・・
今日、ガーラは松明滑走や花火大会もあったので、とっても残念。
彼女に「待ち合わせ場所に到着しました」とメールを入れて、待つこと１０分。
彼女と無事逢えました。
「ケータイ自宅に忘れてしまいました～」
「ゲレンデではぐれたら、連絡出来ないよ～」
と彼女。
どこまで天然なんだか・・・ゲレンデでずーっと一緒ってこと？？？
時々、自分をふっと喜ばすようなことを言うんだけど、無自覚なんだよなぁ・・・

「残念なお知らせがあります」
「強風で営業停止です」
「うぞっ！」
「マジ」
行きの新幹線は、まず、どこで滑ろうかという話からスタート。
その後、fantasista708さんからコメントを頂いたこと、彼女の荷物がやけにコンパクトなことを常々疑問に思ったこと、自分のスクール修行のことなどを話しました。
荷物がコンパクトというのは、ボードとウェアとブーツを持っているはずなのに、やけに少なそうに見えると思ったら、彼女の上着がウェアだったというオチ。
上着に見えるデザインのウェアを購入して、最初から着てくることにより、荷物を減らすという裏ワザでした。
fantasista708さんからコメントを頂いたことには、彼女も「スゴイね～」感嘆しきり。
「ブログ見せてよ～」と言わましたが、「ヤダ」と断固拒否するも、タイトルとハンドル名を隠して、コメントも見せてあげました。

強風停止は、周辺スキー場も同様だったらしく、選択肢がかなり狭められています。
結局、神立に行くことで合意。
一度却下された経緯がありますが、自分としては上越ではかなり上位と思っているので、行けば良いスキー場と認識してもらえると思っていました。

神立に到着し、早速ボルックスコースで１本滑ります。
私が直滑降の練習をするのが好きなことを話してあり、師匠に対し
「直滑降やってみなよ！」
と勧めてみました。
意外にも基本姿勢の認識が薄いようで、直滑降対決はこちらの勝ち。
「かなりコワいね～」
と言いつつも、興味津津の顔つき。直滑降の醍醐味を分かってもらえました。

その後、ミルキーウェイとオリオンコースを除き、彼女にせがまれるままに全コースを制覇。
コブのヘラクレスコースも体験してしまいました。
彼女は、ボード歴が長い（５シーズン目らしい）だけあって、「コースを滑る」という点においては安定性がありました。
「斜度は関係ない。筋力がもつかどうか」
と豪語するだけあって、斜度がキツくても難なく滑って行きます。
普段、山形蔵王などで、非圧雪のコースを滑ることが多いらしく、ノーズを浮かせたり安定性を習うことが多いようです。

２時過ぎからは、私の練習に付き合ってくれたのか、ボルックスコースをメインにターンを繰り返しやっていました
「エッジがしっかり立って、ターン出来るとぎゅいーーーーんって加速するよ」
「そういうもんかなぁ。まだ経験したことないっす」
このあたりでは、バシャバシャの雪。
エッジは噛むはずもなく、カービングはほとんど無理。
また、バックサイドターンの体の使い方が悪く、力で踏ん張るような形で太ももに負担をかけたせいか、筋力が限界でした。
彼女は、まだ余裕で滑っているのが、実力の差・・・

以前、「軌跡を追いかけて」という日記で、彼女が滑った後を追いかけるが、追いつけそうで追いつけないと書きました。これは想像の上での話。
実際、一緒に滑ってみて、斜度がきつくても安定して滑るさまはさすがでしたが、カービングや直滑降など「高速滑走技術」という点ではそれほどではないように思いました。

※ここまで３月２２日。記す。以下３月３０日。記す。

ひとつ言えるのは、スノボの楽しみ方が違うという点。
赤倉で１回だけ味わったぎゅいーーーんという加速。柏村さんの、
「カービングで高速滑走出来るようになれば、もっともっと楽しめるようになりますよ」
という言葉。
私は、この世界を味わいたけど、彼女はこの世界には入って来ないし、入ろうとしないと思う。

お互い認め合えると思うけど、交わらないだろうなぁ～
「彼女をうならせるぐらい上達」しようと思います。オンナがなんだーーー