物々交換ってかぁ？

数日前にヘラクレスオオカブト(D.h.h)のメスを持ってますか？と『生き物係の座談会』の一人から連絡が入りました。
なんで？と聞くと、♂が羽化したんだけど♀が手元にないので交尾に使いませんかと･･･　との提案。
しかーし、このブログにも以前にUPしていたけどCherryの手元にも♂がいる。
おまけに複数のメスも････


ということで手元の♀をプレゼント。
で････
上手く産んだら少し回してね！って。
って言うか、自分で産卵させるのも手間がかかりますから、ここはお願いした方が楽ってものですよ。


そんでもって、これらとは別に即ブリできる♂も一緒に付けてあげました。
ただし、相当なチビですけど････
さぁ、これでヘラクレスオオカブトの即ブリができますよ。
じゃぁ、最初の話に出てきた♂は？
ん･･･
適当なところで標本にでもしてくださいな！ってね。

すると、このヘラクレスオオカブトと交換するかのようにハリネズミが渡された････
へっ!?
マジで？
いやぁ････　参ったなぁ。
けど、我が家の娘がハリネズミが欲しいと言ってたので昨年の暮れに生まれたハリネズミの子供(♀)を一匹だけ連れて帰ることにしました。
と言うことで････
今日はヘラクレスオオカブトとハリネズミを物々交換しただけで終わった感が否めない。

可愛い子狐

先にUPした記事の続きになりますが･･･
昨日の夜から今朝方にかけてハンドライトを片手に山中徘徊をしていました。
で････
その場の気温はというと16℃と肌寒かった。
っていうか、そこは標高が900ｍと高い場所なので当然なんですけどね。
そして、そんな山中を丑三つ時に徘徊していると蹲るように丸まった小さな生き物を発見。
なっ･･･
なんだぁ？
もしかして、妖怪“すねこすり”のような魑魅魍魎の類か？
で、恐る恐る覗き込むと････
それは小さな子狐でした。
可愛い。


でも、その子狐は突然現れた Cherry の姿に驚き、一旦は慌てたように草むらの中へと身を隠そうとしましたが Cherry が声掛けすると警戒しながらも歩み寄ってきました。
ただ、2mほどまで近づくと小さな声でヴーーーっと威嚇。
でも、可愛いから許す！
ということで････
今朝は、この子狐に暫くの間だけ相手をしてもらいました。
しっかし、可愛かったなぁ･･･

ハヤシミドリの夜間観察

昨夜から今朝方にかけてハヤシミドリシジミの発生状況を見てきましたぁ。
と、言うのも････
昨年は山中を散々歩き回って確認できた幼虫は1頭だけでした。
そんなことから成虫の発生時期にカシワの木をシバキ回っても殆ど飛び出すことはなく、やっと出たかと思えば何処か遠くへ飛び去ってしまう。
だから、今年の発生状況を先取りする意味で昨夜から出かけてみたのですが、やはり今年も個体数は少なかった。
が！
昨年の数に比べると、僅かながら回復傾向にあるかなぁ？って感じられました。
っていうか････
道路や宅地の造成に伴って生息地の乾燥化が進んでるし、何と言ってもカシワの木を伐採し過ぎてるっちゅうの！
まぁ、近年はカシワの木で木炭を作らなくなったので植林しながら伐採するなんて事はしないし、利用価値がなくなった今ではカシワの木はシイタケの“ホタ木”で伐採した方が金になるってか？
そして、そこに住む生き物が少なくなれば『採るヤツがいるから減ったんだ！』って責任転嫁をするんだよなぁ････