これからはマイマイ(たかつむり)が喜ぶ季節

今日（7日）の福岡県は昨日に引き続き低気圧に伴う前線の影響で概ね雨との予想で、場所によっては雷を伴い非常に激しく降るとのこと･･･
と、言う事で････
ここ福岡南部もGWが終わると同時に、一足早く梅雨のような様相です。


いやぁ･･･
こんなに湿度が上がって喜ぶ連中は"かたつむり"ことマイマイくらいかなぁ？
で、これまで口を閉じてお休みの日が多かった我が家のオキナワヤマタカマイマイ（Satsuma eucosmia eucosmia）も、こんな天気からか桑の葉上を徘徊し、その枝の切り口を舐めるように齧っているようでした。
※ただし、もしかするとシラユキかもしれない。


で！こちらは、そのオキナワヤマタカマイマイの幼貝。
標本にするには余りにも小さい個体なので暫く飼い込んでみようかなぁ？なーんて考えている子です。
ただ、ケースでの飼育よりもガジュマルか何かに袋がけした飼育の方か良いのかなぁ････？
なーんて事も考えてる。


でもって、これはクロイワマイマイ（Euhadra senckenbergiana）。
以前にUPしたダイセンシキマイマイと同じくらい好きなマイマイの一つ。
ただ、この個体の場合は殻頂部分の傷みが気になるところではありますが･･･　WILD個体なので仕方がない。
と、言う事で････
これからは、このマイマイが元気に活動できる季節へと変わります。

その後のロボリスシジミ

過去のログをご覧頂いていた方々だと既にお解り頂けると思いますが･･･
蛹化したロボリスシジミの蛹を雌雄別に仕分けました。
そして、それから羽化した♂の成虫を小型の吹き流しで性成熟するまで待機させていました。
その間、ずーっとCherry特製の蜜ジュースを吸ったり吹き流しに入れた花の蜜を吸って過ごす毎日が･･･


そして･･･
それから数日が過ぎる頃になると吹き流しの中では、それぞれの♂たちが翅を広げて自己アピールを始めます。
そう、そろそろ♀の投入時期です。
♂は日が高い日中でも♀にアタックするのですが･･･
そんな♂に対して♀は全く興味を示さない。


が！
日が西へと傾くようになると一変して追い回す♂から逃げようとしなくなる。
ただ中には求愛がヘタ？
いや、デリカシーの無い接近をする♂に対しては絶対になびくことはない。
まぁ、これは人間も同じ････
で、吹き流しの中で♀の動きを止めると、その前で翅を小刻みに動かしながら回る。
そう、求愛のダンスです。
そして、そのダンスに♀が気を取られている間に腹部を曲げて♂は交尾を成立させるのですが、ここまで出来たら後は通常の強制採卵と同じです。
しかーし････


こいつの産卵には悪い癖があって腹端を曲げては手当り次第に卵を産み付けるのです。
だから産卵のために入れたイボタやプリベットの枝だけでなく網の目だろうと何だろと産卵してくれるので採卵後に卵を回収しようとすると、この吹き流しはハサミで切り刻むことに････
ホント、もう少しお行儀良く産卵卵して欲しいと何時も思うCherryでした。

GWも終わった・・・

早いもので長かったGWも終わり、日が明けた今日からは普段の生活が戻ってきます。
このブログへお越し頂いている皆さんは如何お過ごしでしたか？
実家へと帰省？
それともレジャー施設や思い思いの場所へと旅行でしたか？
ん!?
もしかして休み返上で仕事だったりして･･･
まぁ、何れにしてもお疲れ様でした。
そして、このCherryはと言うと、連休中はお出かけらしいお出かけは無し。
しかーし･･･
ありがたいことに連休中は訪ねてきた友人や知人と話題の尽きない楽しい時間を過ごすことがきました。
ただ、このブログには大きな穴を空けちゃいましたけど･･･
で、節句の"ちまき"や"柏餅"も食った事だし、今日からは気を引き締めて新たな日を迎えるとしましょう。