
今朝は、めずらしく霧の立ちこめた朝だった。
きのうまでの5日間の雨で、空気中に水蒸気がたまり、それがきょうは雲が切れ放射冷却が進んだので、無数の微細な水滴となって辺りに立ちこめたものであろう。
きょうは雨だけでなく、しばらくぶりに気温も上がるようなので、数日前に開花した桜の、格好のお花見日和になりそうだ。
ところで「明鏡国語辞典」を見ると、霧は「平安時代以降、春に立ちこめるものを霞(かすみ)、秋のものを霧(きり)と言い分けてきた。」とある。
したがって今朝のは、霞と呼んだほうがいいのかもしれない。知りませんでした。
きょうは「霞のち花見」と洒落込もうか。