低PER高PBR銘柄をどう考えるか。
低PER高PBRと言う事は高ROEである。この銘柄への投資は低PER低PBR銘柄に比べて注意しなければならない点がある。それは高ROEである事。高ROEである事は一長一短である。そしてその勝敗を分けるのは「利益率の持続性」と「成長ののびしろ」だろう。
一番良いパターンはROEが永遠に持続し、尚且つ成長ののびしろも無尽蔵にある事。こう言う状態であれば利益を再投資することでROEと同等の資本、資産、及び利益成長率が享受できる。
次に良いのは成長はせずとも利益率が持続する事であろう。これであれば低PERは維持され続けるので、問題は無し。株主に還元されれば1/PER*株主還元率で利益を得る事が出来る。それに還元されなかった利益も社内留保されるので、いずれにせよ、PER倍率と同じ年数を減れば、投下資本は回収可能。ただ、高PBR状態が持続していればの話。売却時PBRが購入時PBRと同じでなければPER倍率と同程度の利益が得られる事は無い。
逆に最低なのは、短期的にROEが消え失せる事。十分な資本蓄積もされないまま利益率(ROE)が落ちた場合、いわゆる「梯子を外された」状態になる。時価総額と資本簿価とのギャップが大きければ大きい程、下落率は激しい。特に利益率が急激に下降し、それが戻る見込みのないものだった場合、墜落は必然だと言える。
低PER高PBRに投資する場合はどれだけそのビジネスにノビシロがあり、どれほど利益率が持続するかを十分検討し、保守的に見積る必要があると思う。
低PER高PBRと言う事は高ROEである。この銘柄への投資は低PER低PBR銘柄に比べて注意しなければならない点がある。それは高ROEである事。高ROEである事は一長一短である。そしてその勝敗を分けるのは「利益率の持続性」と「成長ののびしろ」だろう。
一番良いパターンはROEが永遠に持続し、尚且つ成長ののびしろも無尽蔵にある事。こう言う状態であれば利益を再投資することでROEと同等の資本、資産、及び利益成長率が享受できる。
次に良いのは成長はせずとも利益率が持続する事であろう。これであれば低PERは維持され続けるので、問題は無し。株主に還元されれば1/PER*株主還元率で利益を得る事が出来る。それに還元されなかった利益も社内留保されるので、いずれにせよ、PER倍率と同じ年数を減れば、投下資本は回収可能。ただ、高PBR状態が持続していればの話。売却時PBRが購入時PBRと同じでなければPER倍率と同程度の利益が得られる事は無い。
逆に最低なのは、短期的にROEが消え失せる事。十分な資本蓄積もされないまま利益率(ROE)が落ちた場合、いわゆる「梯子を外された」状態になる。時価総額と資本簿価とのギャップが大きければ大きい程、下落率は激しい。特に利益率が急激に下降し、それが戻る見込みのないものだった場合、墜落は必然だと言える。
低PER高PBRに投資する場合はどれだけそのビジネスにノビシロがあり、どれほど利益率が持続するかを十分検討し、保守的に見積る必要があると思う。