要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

フェースブックの時価総額は妥当か?

2011-01-21 19:59:28 | 投資日記


ソーシャルネットワークを見て来た。評価は、うーん、「まぁまぁ」…。FBの何が革新的なのかは触れられる事は無く、坦々と、ユーザー数が増えていき、企業の価値が上がり、投資家が付き…と言う感じ。興味深かったのはいつの間にか出資比率減らされてた同級生かな?自業自得とは言え、主人公もちょっとやり方がえげつないなぁと感じた。出資比率が30%から0.3%ってのは、無いなぁ。自業自得は、自業自得だけど…。

因みにFBネタでちょっと気になる所、それは時価総額。500億はどうなの?高すぎではないかと。

時価総額:500億
売上:20億ドル
利益:5億ドル(推定)
成長率:100%
利益率:25%

PER:100倍
PBR:不明

成長率は年々逓減中。来期は50%程度まで成長率が落ちるとの事。このままいくと5年以内に売上成長率は1桁台になる可能性あり。累積成長率を加味して、5年後に売上は60億程度。利益率に関しては既に規模の効果は効きにくく、ビジネスモデルにも大きな変化は無い事を考えると利益率は一定とするのが妥当だと考える。そうすると、利益は15億ドル付近。そうするとPERは33倍程度。

さて、5年後にPERは33倍。これを高いとみるか、安いとみるか。

人それぞれ考える所は違うのだろうけど、私はパスですね。何か一発逆転の秘策が眠っているのであれば、また話は別ですが、あるかどうかも不明だし、あっても成功するとは限らないし、どちらにしろ投資は無いですね。

この時価総額は一体どこから出て来たんですかねぇ…。投資会社が民衆を煽っているようにしか…。悪徳業者が老人に1万円の羽毛布団を20万で売りつけようとしているのと大して変わらないように思えて仕方が無い。

※因みにグーグルが去年試算したFBの妥当な買収価格は20億ドルだったようです。これはこれで安すぎですねぇ。ま、1円オークションにおける始値みたいなものでしょうか。

利益は指標からは生まれない。

2011-01-21 15:14:35 | 投資日記
利益は指標からは生まれない。指標は計測器。温度計が高温を指示しているとしても温度計自体が発熱しているわけではない。同じように指標が利益を生み出しているわけではない。指標に縛られ過ぎるのは良い事では無い。

ポートフォリオの視える化を推進

2011-01-21 11:39:44 | 投資日記
と言う事でポートフォリオの視える化を実感していただきたく、実際に視える仕組みを作ってみました。

正直しょぼしょぼですが、まぁ、どんな感じかは実感していただけたらと思います。触ってみて頂いて色々感想頂ければと思います。

ファイルですがここからダウンロードしてください。エクセルファイルですのエクセルは必須です。私の持っているエクセルは2007なので、それ以前のバージョンだとうまく表示されないかもしれません、一応フォーマットは旧バージョンに合わせてはいるので大丈夫だとは思いますが…。

■使い方


使い方は単純で、所定の部分にコードと投資額、それと時価総額を入れれば結果がグラフに反映されます。

■グラフの見方



■注意点
注意点としてベースにしている情報は2010年11月時点の情報です。最新の情報ではありません。さらに一部の銘柄はデータ欠損が出ています。さらに金融証券系業者は帳簿が一般企業と違う為、ちゃんと結果に出て来ません。後、増資、減資等は全く考慮に入れていませんのでその点も注意してください。
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