要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

PBRが高い方が資本の蓄積が早い。

2011-01-19 19:26:24 | 投資日記


逆にPBRが低い程資本の蓄積が遅い。上のグラフは2001年のPBRとその後の資本の増加率。

勿論、単純に資本が増加したとは言えない。例えば配当や自社株買い&償却等で株主還元していたり、増資していたりするので、これだけでは何とも言えない。ただ、PBRによって蓄積率に明確な違いが出ているのは明白っぽい。

資本が成長しないから酷い値段で取引をされているのだから、実際の所、当たり前と言えば当たり前なのかも?やたらと安いからと低PBR銘柄ばっかり買っていると安物買いの銭失いとなってしまうから注意しないとですね。気をつけます。

問題は、この低資本蓄積率をいかに回避するかなんですよね。高ROE銘柄をバンドルしておけば、悪くない確率でROEが数年間持続し、その後もボチボチのROEで推移してくれるので、私は低PBR、高ROE銘柄に賭けているのですが、本当に上手くいくのやら…?行くとは思うけど、必ずだとも思えない…。

例えば、実は低PBR×高ROE銘柄は市場の罠で、より低いPBRに誘われるフラグだったり。高ROEが継続不可な事を市場が察知して、低PBRに予め評価を落としていて、まんまとそれに嵌ったのが私だったりするのではないかと…。後、首尾良く数年間自己資本が成長したとして、その次の数年間が全く希望の持てない利益率しか出せない事が分かったとすると、PBRが上がる事無く、そのままずるずると下がっていく事も十分あり得る。いやー怖い怖い。。でも最悪の事態は想定しておかないと…。何か回避策ないかなぁ…。