要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

日本の株式市場の基礎値

2024-08-17 12:41:44 | 投資日記
まず、EPSとPER。株価変動は短中期的にはPER(EPSの値付け)、中長期的にはEPS次第って感じかな。

- PER
- 14.5倍基準で±2倍ってところ。13倍以下が割安。16倍以上は割高みたいな感じ。
- EPS不変として、PER16倍から12倍に値付け落ちると、25%程度の下落。普通にあり得る。これだけで5年平均リターン5%程度増える。たぶんそういう時に投資すべき。
- 下手すると3年-7年くらい、下落相場がない。だからこそ保存のきくEPS成長する銘柄を仕込んで次の波まで食いつなぐのがいいんだろうな。
  参照:https://nikkeiyosoku.com/nikkeiper/

- EPS
- かなりブレブレかと思ったが言うほどぶれてない。
- こっちが本命



で、EPS情報ないから簡易的に生成。EPSというか、上場企業の経常利益を合算。2024年の下に書いた数値は年率換算。
んーぶれあんまりないのね。コロナほぼ影響ナッシング。逆にリーマン凄すぎ。

2000-2024年の20年間で上場企業の半分くらい入れ代わりしてる、古い情報は抜けててない割に新しい情報は入ってるので、売上成長については少し下に見ておいた方がいい。ただ、どうせでかい会社は残ってるのでまぁ小数点を少し下方にして、3.6%じゃなくて3.3%とかそのくらいにすれば十分対応できるかな。いずれにせよ売上成長は3%台。

経常は売上以上に増えている。年率6%ちょっと。これは売上経常利益率が増えたことによる。が、シクリカルなのであてにはできない。一つ言えるのは、凡そ売上経常利益率の上限は8%程度。長期的には10%とか15%とかあるかもだけど、それは10年-30年とかそういうスパンで変化するものかな。なので売上経常率上限に近い今は利益率由来のEPS上昇は期待しな方がよさげ。売上成長の3.5%程度ってところかな。EPSは。後は不況来たら多少減るし好況来たら多少増えるかなって感じか。いずれにせよベースは3.5%。これに還元系で2%(ほぼ配当、自社株買いは0.1%とかそこらへん)突っ込んで5.5%がインデックスのベース利回り。最後の仕上げにEPSにPE倍率で味付けして完成って感じか。

自己資本比率が異様に低いのは金融セクターがそのまんま突っ込まれてるから。セクタ分けてやれば精度上がる。たぶん25-35%位じゃね。自己資本比率。

結論。株価の値上がりのベースになるEPS成長は3.5%程度。いってみれば日経平均だったら年間で1000円上がるかどうかってのが実際のところ。
そういう感覚値を持ったうえで相場を見ておきたいねって感じか。
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