10月22日を持ってみやざきで行われていたフェニックス・リーグが終了しましたね。
ファイターズは10勝3敗で2位という結果に終わりました。
惜しかったと思いつつ、リーグ中盤は1軍メンバーの実戦練習の場になってしまったので、それぐらいは当然かな?
若手の練習の場が失われてちょっと寂しい思いもしました。
そんな中、フェニックス・リーグの活躍が認められて1軍帯同を座を勝ち取ったのは中田翔選手、榊原諒投手、山本一徳投手の3選手。
中田翔選手は9試合に出場して6本塁打。まさに驚異的な本塁打の量産。
成績も打率.351(37-13) 12打点。
既に打撃は1軍レベルで後は馴れるだけという所まで来ましたね。
問題は守備、走塁面。
ただ今年に関してはかなりのレベルアップが図れましたし、一塁ならば守らせても問題ない所まで来ました。
ただ、来季を考えると一塁は高橋信二選手が居ますから、ポジションは確約されてない状態でレフトの守備の準備をさせるなど球団としても起用法が悩みの種の様です。
榊原諒投手は3試合7イニングを投げて4安打無四球1失点11奪三振。
素晴らしい成績ですね。
即戦力として入団したルーキーでしたが、先発としてはスタミナ不足を露呈し、中継ぎとしては安定感を欠き1軍定着とは行かずに不本意なシーズンでした。
今季のファイターズの中継ぎは豊富だったのが大きかったと思います。
ただ、ここに来て調子を取り戻してきた観たいですし、来季につなげて欲しいと思います。
山本一徳投手は3年目の左の剛腕投手。
右の菊地、左の山本と期待してやまない剛腕ですが、好不調の差が激しいのが1軍に呼ばれない理由。
4試合、8イニングに投げて3安打5四球無失点7奪三振。
フェニックス・リーグでも好不調の差が激しいのが玉に瑕ですね。
相変わらずの制球面での課題を見せて居る5四球が苦しい所でしょうか?
正直、日本シリーズでは四球一つが勝敗を分けたりするので使いずらい投手だと思います。
他にも活躍した選手も多く居ました。
シーズン途中首位打者争いを繰り広げた
今浪隆博選手が打率.371と高打率をマークししました、シーズン自己最多の20本塁打を放った
鵜久森淳志選手も1本塁打7打点と活躍しました。
シーズン不調だった
市川卓選手が、自慢の長打力+盗塁で身体能力の高さをアピールしてくれました。
シーズン中は中島選手に隠れ気味だった杉谷拳士選手が固め打ちで打率.320、2盗塁と大活躍でした。
来季に向けて大いに期待です。
大平成一選手がほとんど出場できなかったのがちょっと悲しかったです。
投手では僅か1試合の登板ながら
吉川光夫投手が3回6奪三振の好投を見せました。
シーズン通して好調を持続できるかがカギになりそうです。
土屋健二、
須永英輝の両左腕も結果は残せませんでしたが来季の先発候補として期待されている投手でこの3人の左腕投手のレベルアップなくして来季の先発の充実はありえないと思って居ます。
ダース・ローマシュ匡投手も、好不調が激しいですが2試合は無失点。
そのうち1試合は1回を三者三振と調子の良い時の素材の良さを感じさせてくれました。
正直、彼が先発向きなのか?中継ぎ向きなのか?分からない所ですが、個人的にはまずは中継ぎで短いイニングで全力投球させて観ては?と思ったりする今日この頃です。
最後にフェニックス・リーグに出場したファーム選手の成績です。
<打者>
佐藤吉宏 打率.444(9-4) 6打点 三塁打1、二塁打1
今浪隆博 打率.371(35-13) 4打点 三塁打1、二塁打2
中田翔 打率.351(37-13) 12打点 本塁打6
鵜久森淳志 打率.341(41-14) 7打点 本塁打1、三塁打1、二塁打1
杉谷拳士 打率.320(25-8) 4打点 二塁打1、盗塁2
陽仲壽 打率.310(42-13) 5打点 三塁打1
渡部龍一 打率.308(26-8) 7打点 三塁打1
市川卓 打率.306(36-11) 5打点 三塁打1、二塁打2、盗塁2
尾崎匡哉 打率.294(17-5) 3打点 二塁打1
中島卓也 打率.212(33-7) 1打点 盗塁2
高口隆行 打率.182(33-6) 4打点 二塁打2、盗塁1
大平成一 打率.143(7-1) 0打点 二塁打
<投手>
山本一徳 4試合8回3安打5四球7奪三振 防御率0.00
吉川光夫 1試合3回0安打1四球6奪三振 防御率0.00
榊原諒 3試合7回4安打0四球11奪三振 防御率1.29
松山傑 3試合7回6安打5四球6奪三振 防御率2.57
宮本賢 2試合5回7安打0四球1奪三振 防御率3.60
ダース 3試合7回4安打1四球7奪三振 防御率3.86
土屋健二 4試合10回11安打2四球8奪三振 防御率5.40
須永英輝 2試合5回6安打2四球6奪三振 防御率5.40
豊島明好 2試合6回10安打0四球4奪三振 防御率7.50
浅沼寿紀 2試合6回11安打6四球1奪三振 防御率12.00
今成選手が怪我の為ですか?出場できなかったのは痛いなあと思いました。
この後は秋季キャンプを経て来季望む訳ですが、この中から何人来季の1軍キャンプを獲得できるのか?
最後が肝心ですからぜひ頑張ってアピールして欲しいと思います。
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