先日、若手育成を目的としたフェニックス・リーグが終了しました。
日本ハムは7勝6敗と一つ勝ち越して5位タイという成績でした。
今日は、実際観た訳ではありませんが、球団公式携帯サイトのフェニックス・リーグの情報を元に総括してみたいと思います。
まあ、どこまで纏められるのやら・・あくまで数字上の事ですからあっているかどうか私にも分かりませんが。
今回は投手について纏めたいと思います。
まずは先発投手から。
今フェニックス・リーグでは、
須永英輝、植村祐輔、八木智哉、ダース・ローマシュ匡、糸数敬作の5投手が先発で起用されました。
須永 4試合18回15安9四12振4責 防御率2.00
植村 3試合15回22安5四11振10責 防御率6.00
八木 3試合13回13安2四16振9責 防御率6.23
ダース2試合8回6安2四7振3責 防御率3.38
糸数 1試合3回3安3四2振2責 防御率6.00
というのが先発の成績ですね。
結果だけ見ると判りずらいですが、個人的に来季に向けて一番可能性を感じさせてくれたのは
八木智哉投手だと思います。
防御率が悪いですが、3試合目に5回7安打5失点と滅多打ちにあったのが原因で、他の初戦は3回6三振、2戦目は5回8三振と、プロ入り前のドクターKが復活しそうな印象を受けました。
特定のイニングにポカがあるとい課題はまだまだ改善されていないのですが、13回を投げて四球が僅か2という制球の良さがありますから、来季はもっと1軍で活躍してくれると期待しています。
未完の大器といわれてはや5年目が終わろうとしている
須永英輝投手は、防御率は良いのですが、登板した4試合のうち2試合は失点は少ないけどかなりヒットを打たれているのが気になる所です。
相変わらず四球が多いのも気になるところですし。
イースタン・リーグでの印象はストレートに威力を感じるのですが・・・こういう投手は中継ぎでは使いづらいですし、難しい投手です。
そろそろ化けてくれないでしょうか?
ダース・ローマシュ匡投手は中継ぎも含めると3試合に登板。
ローテの順番から言えば、最終戦に先発予定だったのですが、雨で中止になってしまったのが個人的には痛かったなーと思いました。
とにかく、イースタン・リーグ中の怪我は完全に癒えたようですので、来シーズンへ向けてレベルアップに励んで欲しいと思います。
来年の成長具合が楽しみです。
植村祐介投手は、未だ適性が分からないですね。
今回は全て先発でしたが、まあ酷い内容でした。
右の先発候補が不足していますので、今年のドラフト会議の結果次第によっては先発もありうるかもしれませんね。
それは
糸数敬作投手にも言えるのですが・・・糸数投手については中継ぎの所で纏めたいと思います。
次に中継ぎ投手です。
宮本 5試合11回9安2四6振2責 防御率1.64
江尻 6試合6回7安4四4振4責 防御率6.00
金森 6試合6回5安1四7振0責 防御率0.00
糸数 4試合8回4安1四8振1責 防御率1.64
ダース1試合2回3安1四4振2責 防御率1.13
津田 1試合1回1安1四1振0責 防御率0.00
浅沼 3試合3回1安1四3振1責 防御率3.00
松山 4試合4回7安4四4振4責 防御率9.00
菊地 5試合7回12安2四9振3責 防御率3.86
豊島 3試合3回5安3四4振3責 防御率9.00
伊藤 5試合5回4安0四2振1責 防御率1.80
(多田野投手は1軍調整ですので省きます)
来季1軍で期待したいのは、宮本、江尻、糸数、金森、菊地、伊藤の6投手ですね。
この中で一番期待で競うなのは
江尻慎太郎投手でしょうか?
1試合だけ4安打4失点という試合があったものの残り5試合は自責点0。
特に後半2試合はパーフェクトピッチングでストレートも150キロを超えるスピードが出るようになってきたそうです。
このまま順調に行けば来季は武田久投手に繋ぐセットアッパーとしてかなり期待できると考えて居ます。
次に期待してるのは
糸数敬作投手。
先発もという話があるぐらい可能性を持った投手だと思います。
5戦目に3回をパーフェクト4Kと、調子の良い時は素晴らしいピッチングしますので、安定感が出てくるとかなり期待できると思います。
問題は、怪我でしょうか?
毎年怪我に悩まされますから、怪我をしない身体作りに励んで欲しいですね。
宮本賢投手、
金森敬之投手は、防御率は良いのですが、パーフェクトに抑えた試合が好くないのが気になるところです。
宮本投手はヒットを打たれすぎです。
去年のハワイのウィンターベースボールも防御率はタイトル争いをするぐらい良かったですが、ヒットは打たれていました。
空振りの取れる必殺球を身に付けたらガラリと変わりそうな気がします。
金森投手はストレートが高いのが気になるところですね。
投球がアバウトですし。
菊地和正投手は、このリーグでは不調でしたが、三振の取れるピッチャーとして来季の期待している投手ですので来季はレベルアップした姿を見せて欲しいと思います。
伊藤剛投手はファームでは抑えられるけど1軍では通用しない状態が続いています。
ここぞと言うところで甘く入るのだとは思いますが・・・球自体は一球品ですので来季は貴重な戦力として働いて欲しいのですが。
尚、高卒ルーキーの津田、浅沼、松山、豊島の4投手は体調不良や不調で今回は結果を残す事が出来ませんでした。
中継ぎ左腕期待の
豊島明好投手は来年1軍の可能性は有るかもしれませんが、他の3投手は来季もファームでレベルアップを図ることになりそうです。
3巡目の上位で入団した
津田大樹投手にはプロとしての身体作りをしっかり行い来季は1年通して登板できるようになって欲しいと思います。
今シーズンが1試合では少なすぎます。
フェニックス・リーグを観る限り来季期待出来そうなのは先発では八木投手、中継ぎでは、江尻投手、糸数投手でしょうか?
この3投手が入ってくる事によってだいぶ戦力が向上すると思うので期待したい所です。
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