My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

コロラド州ボルダー市

2009-01-03 12:06:57 | 独り言
昨夜BSでレスターブラウン氏へのインタビュー番組が放送されましたが、その中でコロラド州ボルダー市でスマートグリッドの実証試験が行われているのを知りました。リアルタイムで各家庭での電力使用量を把握できる仕組みを構築して、家庭での太陽光発電などの再生可能エネルギーや電気自動車と組み合わせて系統内で必要な電力を融通しあうシステムのようです。ちなみにボルダーは人口10万人だそうです。

再生可能エネルギーによる電力変動を電気自動車で吸収調整するアイデアはレスターブラウン氏も以前から提言していましたが、その可能性についてこんな資料を見つけました→http://www.ueri.co.jp/universal/Hori08.03EnergyReview.pdf

しかし、一般的にはアメリカは温暖化対策に不熱心だという印象があると思いますが、日本よりずっと進んでいますね。このスマートグリッドの実証試験には1億ドルが投じられているそうです。

オバマ次期大統領はグリーン産業で500万人の雇用を創出すると発言していますが、エネルギー安全保障という観点からも本気度は相当なものだと思います。現在の金融危機から立ち直るのも日本よりずっと早いかもしれません。

日本では昨年人口が5万人減ったそうです。今後は道路を作るよりも送電線網を再構築するような公共事業を実施して欲しいと思います。

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2 コメント

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送電網について (サトキ)
2009-01-12 01:00:12
昨年5万人都市が一つ消えたことになりますね。
複雑な気分です。
道路ですが、全国至る所よくなっていますし、これ以上無理して作ると、がけ崩れ、陥没等管理費も増加することが、懸念されます。
 せめて橋やトンネルを作る時は道路管理者が電力管を1本配管しておけば、山越えすることなく、専用橋も作らなくて済み、系統連係も短くなると思うのです。風力発電所からの系統連係には苦労しているのが実状ではないでしょうか。日本の送電網は10本の針葉樹のようなもの、その細い枝の先に、デカイ風力の電力を接木するので、連係を難しくしている。針葉樹の枝を太く整備することが必要と感じます。どうせ補助金を出すなら送電網整備にドンとだして整備するとか、できないものかと思う事があります。
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このままいくと (kynthm)
2009-01-12 20:14:39
「国破れて道路あり」ということになりかねません。というか方針転換しなければ本当にそうなるでしょう。

定額給付金だけでも2兆円ですから、送電線網整備は「やる気になれば」十分に可能だと思います。


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