地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む(DOJIN選書20)江守 正多化学同人このアイテムの詳細を見る |
簡単な事を難しく解説したり説明したりする似非評論家も多い中、難しいことをわかりやすく解説した良書です。科学者が自分の研究成果を一般の人向けに平易に説明するのはとても大切なことだと思います。
とんでも科学者がテレビでおもしろおかしく環境問題について発言するのを見て、テレビ局の見識をますます疑いましたが、真面目な科学者の説明不足、表現不足もとんでも科学者をのさばらせる原因の一つだと思います。
超文系の自分にもわかり易く十分に楽しめました。
なぜ、ウソがまかり通るのか?
そりゃきまってるじゃない。あんた(著者)の言うとおり、様々な思惑(特にお金も)があるから・・・
だけじゃないよ。あんたみたいなのが、得意顔で適当なこと言うからでしょ
他人を非難すること、卑下することは簡単だけど、あんたが社会を何か良い方向に変えているの?、いや良い方向に変えようと「汗」をかいているの?
書店での売り上げなどを見ていると、アンチエコも何だか立派な商売になってしまっているようですね。
環境のあらさがしを見つけて大騒ぎしている子供のようで憐れみも感じる
一部はいいことを言っているが間違いも多い。これは一部は論破することもできるが、その意味さえ感じない
既に、環境問題のウソがなぜまかり通るのかのウソとかいう、批判本がでてきている。反論はこれに任せたい、氏も批判本に反論できていないようだ
いずれにせよ、本が売れようとTVが騒ごうとどうでもいい。いずれ馬脚を現し、次の世代が、どう氏を評価するのか、もう見えている
かわいそうという言葉しか浮かばない
本は売れるだろう、しかし、その本は未来を変えないし、将来の図書館に蔵書もされないでしょう