以下、西日本新聞からの転載です。
『県企業局は30日、阿蘇市車帰(くるまがえり)の県営風力発電所が九州電
力に売電した2008年度の供給電力量が、目標の約4割に落ち込んだと明ら
かにした。平均風速が予測を下回った上、発電機の故障も重なったことが原因。
企業局は、発電所の耐用年数が切れる25年時点の最終的な収支を2900
万円の赤字と見込んでいるが、計画未達成の状況が続けば、赤字は拡大する可
能性がある。
県企業局によると、平均風速は設置した05年度から予測(1秒当たり7・
4メートル)を下回る状況が続き、07年度に年間計画供給電力量を352万
キロワットから271万キロワットに修正。しかし、08年度は修正計画を大
幅に下回る107万キロワットにとどまった。
県企業局は30日の県議会決算特別委員会で、発電量低迷の理由を(1)3
機の発電機のうち1機が長期間故障した(2)平均風速が1秒当たり5・4メ
ートルにとどまった‐などと説明。県議から「見通しが甘い」と批判が相次い
だ。』
以上、転載終了。
最近、良く目にするケースです。予想年平均風速7.4m/s
が08年度の実績が5.4m/sというのはあんまりですね。
議会で見通しが甘いと批判されるのもやむを得ないように思
いますが、風車導入時には当然、議会でも審議したでしょうから、
その時議会側からどのような質疑があったのか?ということも
検証が必要でしょう。結果論だけで追及するのは不公平のような
気がします。
ただ、600kw×2機、300kw×1機とういう構成を見ると当時の
補助金の要件の1,500kwに無理やり合わせているようにも見受けら
れ、計画から問題があるようにも思われます。
設備利用率で見ると当初目標26.8%→見直し20%→08年度実績8%
と深刻です。平均風速7.4m/sを予測していたなら、設備利用率は
30%以上はいけるはずですから、予想風速と予想発電量もなんだか
整合していないように感じます。
一体、コンサルはどこでしょうか?
『県企業局は30日、阿蘇市車帰(くるまがえり)の県営風力発電所が九州電
力に売電した2008年度の供給電力量が、目標の約4割に落ち込んだと明ら
かにした。平均風速が予測を下回った上、発電機の故障も重なったことが原因。
企業局は、発電所の耐用年数が切れる25年時点の最終的な収支を2900
万円の赤字と見込んでいるが、計画未達成の状況が続けば、赤字は拡大する可
能性がある。
県企業局によると、平均風速は設置した05年度から予測(1秒当たり7・
4メートル)を下回る状況が続き、07年度に年間計画供給電力量を352万
キロワットから271万キロワットに修正。しかし、08年度は修正計画を大
幅に下回る107万キロワットにとどまった。
県企業局は30日の県議会決算特別委員会で、発電量低迷の理由を(1)3
機の発電機のうち1機が長期間故障した(2)平均風速が1秒当たり5・4メ
ートルにとどまった‐などと説明。県議から「見通しが甘い」と批判が相次い
だ。』
以上、転載終了。
最近、良く目にするケースです。予想年平均風速7.4m/s
が08年度の実績が5.4m/sというのはあんまりですね。
議会で見通しが甘いと批判されるのもやむを得ないように思
いますが、風車導入時には当然、議会でも審議したでしょうから、
その時議会側からどのような質疑があったのか?ということも
検証が必要でしょう。結果論だけで追及するのは不公平のような
気がします。
ただ、600kw×2機、300kw×1機とういう構成を見ると当時の
補助金の要件の1,500kwに無理やり合わせているようにも見受けら
れ、計画から問題があるようにも思われます。
設備利用率で見ると当初目標26.8%→見直し20%→08年度実績8%
と深刻です。平均風速7.4m/sを予測していたなら、設備利用率は
30%以上はいけるはずですから、予想風速と予想発電量もなんだか
整合していないように感じます。
一体、コンサルはどこでしょうか?