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My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

わずか数年前のことですよ

2007-10-01 21:29:55 | 風車日記
今日は静岡県庁に行ってきました。たいした
用事ではなかったのですが、それでも片道2
時間以上かかることに変わりはありません。
電車の連絡が悪いと2時間半ほどかかること
もあります。

この3日間は風車が3機とも回っていれば10
万kwhは発電できていたと思われるほどの良い
風が吹いています。風が良すぎてブレードの
改良工事はストップしています。高所作業が
伴うので、風速10m/s以上の場合はお休みです。

落雷で故障の3号機は見積りが提出されない
ことには、共済金(保険)の査定が受けられ
ないため、部品の発注さえできません。明日
で見積りを依頼してから2週間です。

明日は来年以降の風車メンテナンスの打合せの
ため、風車メーカー4名、保守委託会社2名
の6名が来庁の予定です。町としては当初提出
されている10年計画の費用をもとに事業計画
を策定していますので、それが大きく変更に
なることは認められません。

もちろん、稼働率や風の乱れ等による部品交換
のサイクルが多少前後する程度のことは想定の
範囲内ということで対応できると思います。

今でこそ国産メーカーが外国メーカーと比べて
経験が足りないので劣っていると言う人は少なく
なりました(今でもいます)が、当町が風車の
機種を選定・建設した当時は国産メーカーを選択
したことに対しあからさまに、「何でわざわざ国
産メーカーを選んだんですか」と質問されること
も珍しくありませんでした。

そんな時にはメンテナンスの迅速性や、親身になって
相談に乗ってくれる点など国産メーカーとしての長所
を説明し、「国産メーカーをもっと応援して下さい」
というような話をしていました。

話が長くなりましたが、要するに風車を売ったときの
風車メーカーとして苦しかった(であろう)時代のこ
とを忘れずにユーザーに向き合っていただきたいと思
います。わずか数年前のことですよ。