陶の詩

趣味の世界を極めたい!

沖縄ラム酒

2016-03-10 15:23:44 | 日記
昨夜ネットで注文していた沖縄のラム酒「コルコル」が届いたので
急きょメニューの一部を変えてラム酒を飲むことにしました。

そもそも何故ラム酒?と思われるかもしれませんが
原田マハさんの本「風のマジム」を読んだからなのです。

ストーリーをざっと要約すると沖縄那覇に住むマジムはある会社で派遣の女子社員として働いている。
ある日、「社内ベンチャーコンクール 募集の告知」の書類をたまたまみつける。
そこには「郷土色豊かな新規事業を広く社員の皆様より募りたいと思っております」とある。

仕事帰りに近くのバーで祖母と軽く一杯お酒を飲むようになっていたマジムは
おばあからラム酒のおいしさを教えられる。
その材料がサトウキビだと知り、なぜ沖縄原産のラム酒がないのか、ないのなら作ればいい。
これでベンチャーコンクールに応募しようと思い立つのです。
それから紆余曲折があり、何年かしてとうとう沖縄原産のラム酒が出来上がるというお話。

この物語の中で初めてラム酒を飲んだマジムが風に揺られて咲く野の花を思い浮かべた…風を感じる酒、風の酒。
そして苦労の末に初めてできた沖縄原産のラム酒を飲んだ時に「…風だ。」と感じるマジム。

こんな描写を読んで作者のあとがきに実在の女性をモデルにして小説を書いたなんてあったら
やっぱり飲んでみたくなりますよね~。

南大東島に本社があるラム酒製造会社「グレイスラム」の代表取締役社長の金城祐子さんがモデルだそうです。

私が飲んだ感想?
さわやかなお酒でした 


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