余白のメモ

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指の上で四季はほほえむ

雨粒が教えてくれたもの

2022-02-13 22:57:31 | 写真の扉の詩
これは神様が僕にくれた
奇跡の出会いなのかもしれない
こうして一人でいるとき
君を想える

君の肌の温もりは
やがて僕の肌から消えるけど
一人雨を眺めている
そんな僕は君を想う

空の向こうに話しかけて
君を忘れようともしたけれど
今の僕は君を想う

苦しく 切なく 寂しく
どうしようもない想いは
君に出会わなければと
つぶやいたけれど

君に出会えたから僕はそう
一人じゃないんだ

出会っていなければ
もっと大きな虚空に入り
明るい空さえ見えなくなる
鏡うつしのユメの奇蹟

そうこれは
神様がくれた
たった一つのおくりもの

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