余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ぽつぽつ

2020-06-16 17:48:21 | 天秤の詩
ぽつぽつぽつ
理解できないもどかしさ
速く走れと命じても
足は加速をつけられない
ぽつぽつぽつ
あの人は言った
ある人をみて
心がわからないと
ぽつぽつぽつ
血が乾く
恨まれて
無意味になる
ぽつぽつぽつ
さらさらと手形
風にながれる
泣いたり笑ったり埋まったり
して

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | ファウスト »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

天秤の詩」カテゴリの最新記事