余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

小鳥の来る日

2023-03-16 23:44:00 | マイブック(は)
「小鳥の来る日」
      平松洋子 著

日常のつぶやき。
何気ない日常に彩りが添えられるのは、
視点の柔らかさと、発想の豊かさと、
好奇心の程良さと、優しさが入り込めること。

ともすると世の中は不思議で満たされ、
当たり前にあった出来事が美しさで一瞬がきらめく。
そうすると恋をするのだ。
素足に物干しにライチに雨に木に端っこに眼鏡に湯たんぽに
ゴミ出しにボタンに
人々の出会いに、見知らぬ人のさまざまに。

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