余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

銀色ナイフ

2021-05-14 23:44:20 | マイブック(か)
「銀色ナイフ」
      銀色夏生 著

個に集約される矛盾を放出する。
つながりを放してまたつながらせる。
あるべき姿を露出する。
マープルの逆さでありポアロではない。
エラリー的だろうか。
包括は殊更に歩みをやめず、
探偵は鴉のマントをまとい、
意味深く徒然に個からの枠を囲う。
ひとも自然だと。

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