余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

君の体を転げ回りたい

2021-04-08 00:08:13 | バラ色の獣の詩
むちゃくちゃな遊びは君の体を転げること
落ち着いてなんかいられない
じっとしてなんかいられないから
夢中になって全てを転がっていく
遊び疲れたら少し休んで
またころころぐるぐる回りだすんだ
何回も続いた回転で
自分もぐるぐるふらふらになるけれど
転がることは大切な遊び
複雑な君のことだから
たまに迷って行き止まることもしばしば
でもそこが楽しいのさ
とっておきのスペシャルの遊び

君は知っているのかな
無我夢中の転がりを
君は知っていないかな
僕の転がる美しさを

ああ君の体を転げ回りたい
丸のように膨らんで萎んで
君の中の全て
宇宙のような時の中で

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