ワタシから
大自然と
対峙した
対話している
言葉いろはに
「デッドライン」
千葉雅也 著
主人公は同性愛者。
哲学の論文を書くことに苦心しながら物語は進む。
自身の存在を確かめるように。
千のプラトー、マジョリティとマイノリティ。
自己と他者、人間と動物、男と女。
絡まり、解れ、交わり、また関わり合い。
性からの生。
猫を見ていて猫になる、君を想い君になる。
言葉を言祝ぎ夜の夜明けの真昼の自身になる。
「老いとお金」
群ようこ 著
読みながらふむふむとなる。
作家は見せてくれる。
生活に日常にと密接に関わっている大きなもの、
老いとお金。
体験したお金のあれこれ。
何かを得るために必要なもの、
交換するために皆が持ちえる確かなもの、
そしてないようであるお金。