余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

花折りの

2021-10-09 22:34:12 | リンゴのいろ(短歌)
花折りの
わずらうことの
あいだとて
重なりあうの
絶滅種とて
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ねにもつタイプ

2021-10-09 22:27:28 | マイブック(か)
「ねにもつタイプ」
      岸本佐知子 著

想像力は得も言われぬほどのきらめきを持つ。
異化はどれほどのものなのかと。
可笑しみと時折の夢現の儚さが合致した、
異国へと連れ去ってくれる。
本は細胞の一つを追随させる。
こっちにいこう。
こっちにおいで。
猫のように。
会話をする、猫やトイレットペーパーやいつかの友人や、
想像の狭間の国と。


今日白い猫をみた。にゃーと鳴いた。
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