余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で春はほほえむ

世界から猫が消えたなら

2019-08-04 16:00:26 | マイブック(か)
「世界から猫が消えたなら」
      川村元気 著

余命わずかの僕のもとに悪魔があらわれ、
提案される。
世界から何かを消すかわりに寿命がのびると。
そして何かを消してみる。
電話、映画、時計、猫、
僕というものの日々。
確かにいて、そしてさよなら、こんにちわ。
消えるもの。
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抜けないよ

2019-08-04 10:33:43 | みじかいとき(短歌)
抜けないよ
その棘は無理
奥が泣く
眠りの破壊
ぽつんと案山子
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